船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2025/06/23

new pec smart 改修が終わったとの連絡がありテストしてみました

event_note6月 23, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
現在位置表示が航海記録間隔に引きずられてしまうという大問題を抱えていたnew pec smart、改修が終わったら連絡しますとの返事を貰ってたんですが思ったより早くその連絡が来ました。
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不具合を修正したバージョン(Ver1.4.3)のリリースを完了しましたのでご報告申し上げます。
今回の更新で、以下を修正いたしました。
・現在位置追従は常時更新
・記録は設定間隔での描画(記録中は追従に合わせた描画)
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早速Google Playからアプリの更新。
近所を歩いて動作テストをやってみました。 new pec smartは1分間隔での記録を推奨していますが歩きだし時間も短いことから30秒でセット。
歩き始めてみると現在位置と進路ライン表示の更新が以前に比べると大幅に早くなっています。 
航跡もリアルタイムで追従に合わせた更新となっているので細かく描画してくれます。
ただ毎回の測位には誤差がありますからその誤差を均さずに表示しているらしくまっすぐ歩いていてもちょっと千鳥足で表示されてしまいます。
進路ラインの更新はバタバタしないようにフィルターを通っているのか2秒ほどの滑らかな動きで変更されます。 これだったら船の進行方向確認にも困らないはずです。 何と言っても今までは記録間隔が1分だと進路ラインも1分間更新されませんでしたから「一体どっち向いて走ってるんだよ?」って感じでしたからね。

今までのバージョンに在った記録間隔を1秒にすると航跡表示が出来なくなる問題も今回の更新で解消されています。メモリーを圧迫するのであまり使わないとは思いますが詳細な航跡を記録したいときには役に立ってくれそうです。

リアルタイムでの航跡表示と記録された航跡の関係ですが記録終了のボタンを押すまでは航行に追従した細かい航跡が表示されますが記録終了のボタンを押した瞬間に設定した記録間隔に基づくサンプリング点を直線でつないだ航跡に変更されてしまいます。
このため詳細な航跡を記録したい場合には記録停止の前にスクリーンショットなどで航跡画像を保存する必要があります。

この辺の動作はC-Mapでも同じで航跡保存前には詳細が出ていますが保存したデータは細かい部分を失った大雑把なラインに変わります、ただしC-Mapの場合は記録間隔の設定は出来ずプログラムで固定されています。

ちょっと横道に逸れそうですが航海記録の保存先がnew pec smartとC-Mapでは大きく異なっていてnew pec smartでは端末に保存されているのに対してC-Mapではプロバイダーのサーバーに保存されています。
このためnew pec smartの場合は複数端末を持ってる場合でも航海記録の共有は出来ず、またプログラムを再インストールした場合などすべてのデータが消えてしまいます。
逆にC-Mapでは端末にはデータを保存せずサーバーに保存していますのでどの端末でも記録された航跡を読みだすことが出来ますし再インストールした場合もデータは消えずにそのまま残ります。 これは航海計画でも同じことが言えますので私のように2台の端末を使う場合は大きな差になります。
それそうと言いながらやはり横道に逸れちゃいましたね。

本来のnew pec smartの話題に戻ってーー、

こちらが現在地追従を記録した航跡、道路から外れているのはGPSでの測位に3m以上の誤差があるためだと思われます。

で、こちらが記録されたデータ、30秒毎の位置データを繋いだ戦になっています。


狭い所の記録ですから大きな差に見えるかもしれませんが広い海の上だったらこれくらいの差はドンマイです、この差を小さくしたい場合には記録間隔を短くすることで対処できます。

今回の改修で自船位置と進路ラインの表示が大きく改善されて使える航海支援アプリになってくれたと思います。 new pec smartを使ってる方は」早めの更新をお勧めします。

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