ここでは江戸時代の採掘を再現したコースと明治時代からの近代の採掘坑道跡の二つのコースがあるので別々のチケットが必要なのかと思っていたら1枚のチケットで両方ともみることが出来ました。
江戸時代のコースは沢山のロボットと人形を使って当時の採掘状況が再現されていてなかなか興味深かかったです。 ただわいわいがやがやうるさい団体さんと一緒になってしまいゆっくり見れなかったのがちょっと残念。
江戸時代のコースは沢山のロボットと人形を使って当時の採掘状況が再現されていてなかなか興味深かかったです。 ただわいわいがやがやうるさい団体さんと一緒になってしまいゆっくり見れなかったのがちょっと残念。
近代の坑道跡は削岩機とトロッコでの運びだしと一般的な作業で正直「へ~、そうなんだ}と言うようなことも無くツアー参加の団体さんも少ないようでした。私の興味はもっぱら使われていた機械の方に、これはバッテリ駆動の2tの牽引車
このコース終盤に見れる「道遊の割戸」は佐渡金山の象徴というか人の欲の象徴と言うかよく掘ったもんだと思わせられてしまいます。
佐渡金山を後にしたら次は佐渡奉行所へ、説明をしてくれたボランティアと思われる方の説明によると5度火災で焼失してしまい近世には何もなくなってしまったそうでこれを最後の時点の図面と現地発掘調査をもとに再現したものとのこと。
このすぐ脇には金の精錬を行った「勝場:せりば」と言われる建物も再建されていてこちらの展示の方が興味深かったです。
中の写真を撮っていないのが悔やまれますが当時の金の選別方が実物大で再現されれいて一見の価値ありです。とにかく一粒の金を得るために途方もない労力が使われていたことが実感できます。
なんてったってただいま現在金1g2万円ですからね。
なんてったってただいま現在金1g2万円ですからね。
私はこの時代どんな船で佐渡と行き来してたんだろうと思っていましたが展示の中にこんなものが在り、奉行などの高級官僚は40丁もの櫓を使った船で行き来していたようです。
金山関係では最後に近代の浮遊選別所跡を見てお仕舞い。
ここは説明も無くツタに覆われた大きなコンクリートの遺構があるだけでした。
GoogleMapのナビで向かいますがガイドしてくれたのが田んぼの真ん中の狭い道路、何でこんなとこ通すんだよなんて思っていたら稲刈りが終わった田んぼの中に見慣れたシラサギとは異なる鳥がいます。
良く見たいんですがあらら双眼鏡は宿に残してきてしまいました、残念。目を凝らしてみるとどうやら朱鷺のようです。カメラの映像を拡大して見たのがこの写真。
このあと2羽の朱鷺が羽ばたいて飛びましたが撮れた動画はちょこっとだけ。
朱鷺も小さくしか写ってないので見えますかね。
朱鷺も小さくしか写ってないので見えますかね。
羽を広げて飛ぶ朱鷺は本当に綺麗です。この為も有って乱獲されたんでしょうね。
ちゃんとした写真は撮れませんでしたがとにかく野生状態の朱鷺を見れたのは超ラッキー、これだけでも佐渡へ来た甲斐があるような気がします。
田んぼの中の朱鷺を見た後に朱鷺の森公園へ到着、ここでは朱鷺の保護などの状況のほかに「朱鷺ふれあいプラザ」なども在ってガラス越しですが朱鷺を本当に近くで見ることが出来ます。
佐渡の朱鷺をしっかり見たところで本日の観光は終了、宿に戻りました。
宿の女将さんに田んぼの中で飛ぶ朱鷺を見たとの話をすると滅多に見れないので幸運だったねとの返事。 貴重な体験をしたようです。
宿の女将さんに田んぼの中で飛ぶ朱鷺を見たとの話をすると滅多に見れないので幸運だったねとの返事。 貴重な体験をしたようです。
夕食も食べきれないほどの御馳走でしっかり満足の1日が終わりました。
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