今日はせっかくの週末ですが天気はいいものの台風の影響で風が強く船を出すのは諦めです。
もう少し強くて曲がりの少ないマストが欲しいということで使わずに残していた竹の強さを試してみました。この竹は割合真っ直ぐで強さも有りそうだったのですが足元が細いので使わずにいたものです。今使っているのは直径が6cmくらいなのに今回候補は5cmしかありません。
手で曲げてみて強そうなのは分りますが どのくらい強いのか数字で比べてみたいので錘をぶら下げて足元を押さえて、頭のほうに5kgのダンベルをぶら下げて曲がりを測ってみました。
このときの支点はLeg-O-Mutt
まずは今回候補とLOMの頭の部分に紐でダンベルを吊るします。
もともとの位置はほとんど同じ位置でしたがこんなに曲がり具合が違います。最初の位置と曲がった後の位置を巻尺で測って記録しました。
次に、今回候補の竹は足元の長さに余裕があるので一節分ずつ使う部分を下にずらして曲がりの変化を観測。
最後にSprit Sailで使っている短いマストと今回候補も比較してみました。
下の表が計測結果の一覧です。
LOM用や強いと思っていたSpritSail用に比べても今回候補が一番変位(曲がり)が少なく一番細いのに力持ち、きっと壁の厚みが違うんでしょうね。
使う部分のテストでは、一節づつ下側を使うと変位が約3cmくらいづつ少なくなります。 下に行くほど太くなってくるので当然ですが、予想したより大きな差です。
もう少し乾燥を待ってこれでもう1本作ることにしようと思いますが、足元近くに曲がった部分があるのでどこの部分を使うか思案のしどころ。
それと細くて強いのはいいんですが船体側のマスト穴は63mmと大きいので穴のサイズと合わせる工夫も必要になってきます。
ま、悩みが多いほど楽しみも増えますけどね。
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