結果はさて置きセルモーターのオイル漏れ対策が終ったのでこの余勢をかって発電機もオリジナルに戻すことにしました。
e-Bayでかった発電機は新品のくせにカリカリと大きな音がするので使うにはちょっと心配ですからね。
ただオリジナルは万全かと言うと実はそうでもなくこちらも音は小さいもののカリカリと音がします。もう一つは使用時間が長いのでブラシの状態も気がかりになります。
写真をうまく撮ってないので説明が分かりづらいかもしれません 念のためオリジナル発電機全体の構造図をアップしておきます。
早速 音の原因究明とブラシの状況を確認するためにローターを外してみましたがブラシは大丈夫そうでここには音の原因は無さそうです。
今度は外したプーリー側を回してみるとこれだけでも音が出るので どうやら音の原因はプーリー側のベアリングのようです。
(これだけの写真が無いんですが上の写真でステーターコイルの後に写っているのがプーリー側です。)
それではベアリング交換ということでばらしにかかりますがプーリーを止めているナットが硬く締まっていてどうしても緩んでくれません。
マニュアルにはローターを万力で挟んで緩めるようにと記載されていますがこんな大きな万力は持ってないし、作業台の木工用バイスは力不足で力を掛けるとローターが回ってしまうし、それならとインパクトドライバーを試しましたがこれも力不足。
四苦八苦した挙句 結局、古賀自動車さんに持ち込んでナットを外してとお願いしたら「これだったら万力は要らんばい、これで良かろう」と言って大きな充電式のインパクトレンチを持ってきて手で押さえただけでガガガガ。なんともあっけなく外れてしまいました。(う~ん、こんな道具欲しい、でも高そう。)
ネジが緩んだところで「これば外すと?」と言いながらベアリングまで外してくれました。
音がするプーリー側だけ交換するつもりでしたが「安いもんだしせっかくだから両側交換しておいた方がよかよ」と言って両方とも外してくれ 私に手渡しながら「これば持って行って新しかとば買うて来んね」とのこと。大きいほうがプーリ側小さいほうは後ろ側になるブラシ側です。ベルトで引っ張られるんでプーリ側が大きいんですね。
古賀自動車さんのすぐ近くにベアリング専門の「ナガベア」という会社が有るのでここに走って行って新しいものを購入して持ち帰ると今度はコンコンとプラスティックハンマーでたたいて取り付けてくれました。 古賀自動車さん何から何までお世話になりました。
新しいベアリングは既に取り付け済ですがこれが解体した発電機。
ばらしたついでに浮いていた黒い塗料を出来るだけ落としておきました。
本体はアルミダイキャストなんで塗装無しでも酷く錆びることは無いでしょうから再塗装はせずにこのままにしておきます。
ただ冷却フィンは鉄製で錆が浮いていたのでしっかり錆を落としてサビキラープロを塗っておきました。
後は乾きを待って組み立てるだけです。
さて、新品なのにカリカリと大きな音がするe-Bayで買った発電機どうしましょう。
返品できればいいんですが返品期限が過ぎちゃってるし、これもばらして遊ぶしかないんでしょうね。
高いおもちゃになってしまいました、やれやれ。
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