船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/02/18

6艇の隠れ家的入り江訪問

event_note2月 18, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
昨日から天気予報を眺めていましたが今日の風具合はそこそこ、明日以降は雨模様で船出せそうにないので今日出ることに決定。
橋口さんに今日船出しますよと連絡を入れたら自分もJB3(June Bride Ⅲ)を出します沖で会いましょうとの返事。 わ~い、並走楽しみと言うことで嫁さんにサンドイッチを作ってもらって港へ。 港に着いたらいい風が吹いています、でも南寄りとの予報に反して北風。
いつもの手順で赤灯台の外で帆を上げて長与の沖を目指しますが崎野の鼻まで辿り着かないうちに風が止まってしまいました。

やれやれどうしようと思っていたら崎野の鼻の陰からJB3のセイルが出て来ました。
このままでは近づけないのでエンジンを掛けて接近、JB3も殆ど走っていない状態です。
船を近づけて言葉を交わしますが丁度この頃形上湾の入り口付近に帆影が見えたこともあり形上湾南側にある水夫の足号、旭などが停泊している泊地を訪問してみることに決定。1人でも行ってみようと思っていたところなので2艇並走となればなおさら楽しそうです。

北からの弱い風を受けてアビーム(横からの風)でそろりそろりと形上湾入口の方に向かいます。 JB3は斜め後ろで並走。

進路が定まったところでお弁当タイム、今日のサンドイッチは何かなと思いながら頬張りましたが生ハムとCostocoで買った鶏の丸焼きの残りのサンドイッチでした。 はい、泡の出る飲み物もお供です。



形上湾に目を向けると先ほどの帆影もこちらに向かってきている様子でそのうちに合流できそうな感じ。 どんな船なんでしょうね、楽しみです。

もぐもぐやりながら黒島付近、ちょっと風見から目を離した時にオートパイロットがジーコ、ジーコと「もうどうにもなりません」と騒ぎだしてしまいました。風が無くなって失速、進路保持が出来なくなったようです。 あらら!

そうこうするうちに帆走を諦めたのかジブを下して軽い1GMエンジンの音を立てながらJB3が近づいてきました。

写真には写っていませんが橋口さんはラーメンをすすりながらの走り、船上に見えない時間が有ったんですがお湯沸かしてラーメン作ってたんでしょうね。

形上湾入口の船も走らなくなってしまったようで向きを変えています。

せっかくなので近くまで行ってみようということで機帆走で走ります。
我々が近づいた頃にはセイルを下して帰り支度をされている最中でした。
船名はブリス、船種はピーターソン 30とのこと。


お話を伺うとこの船も水夫の足さんの船と同じ泊地に係船されていてそこには6艘ものヨットが繋がれているとのこと。
「え、それはすごい、是非行って見なきゃ」と言うことで当初の予定通りおじゃま虫覚悟で訪問することに。
最初は後ろから付いて行こうと思ってたんですがブロスの方はセイルの片付けをやりながらなのか速度はゆっくり、この速度では私のYCエンジンは振動が大きいので振動しないところで走ってたら先頭になってしまいました。

結果的に入り江には先頭で港に入ってしまうことになり、狭い入り口ではC-Mapと睨めっこしながらデッドスローでそろそろ、

湾の奥の方にヨットが見えてきました。

さらに進むと3艇、

数年前に長与の花火大会でご一緒した西田さんの旭も、

そのお隣で整備をされていたBig Jonさんからは手を振っていただきました。

湾の奥の方は広くなっていたのでここで後続を待ってブリス号の係船が終わったところで横抱きをさせていただきました。


自己紹介を済ませてコーヒーでもとお誘いしたんですが済ませなきゃいけない用事が有るからとのことだったのでお暇することに、水夫の足さんの船は直ぐお隣に係留されていました。 きれいに手入れされていますね。

風もあまり当たらず波静かな緑に囲まれた入り江、映画に出てきそうなこんな場所だったら船を出さずとも船の上でのんびりするだけでも気持ち良さそうです。

隠れ家的な入り江の訪問が終わって帰路に着きますが形上湾を出ても風はなく帆走は諦めてお互い機走で帰ることにしてJB3ともここでお別れです。

走りながらジブを仕舞った後になってやっと南からの風が出て来ましたが時すでに遅し、そのまま赤灯台を過ぎて港に帰り、南風に押されてちょっとトラブってもたもたしましたが何とか無事に着岸。
帆走はほとんどできませんでしたが新しい知り合いも出来たしなかなか実りの多い航海になりました。
最後ですが本日の全行程、ほとんど機走です。



4 comments:

  1. 大村湾のフィヨルド土井の浦に
    来られたんですね。私は時期外れの新年会で行けませでした笑
    また遊びに来て下さい。
    シリンダヘッド見違える様になって良かったです。

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    1. 確かに大村湾のフィヨルドとは言いえて妙ですね。 何と言う入り江だろうと思っていましたが土井の浦と呼ぶんですね、Google Mapで調べてみたんですが出て来ませんでした。 なかなか素敵な感じの入り江でのんびり過ごすにはよさそうですね。またゆっくり行ってみたいです。
      シリンダーヘッドおかげで綺麗に仕上がりました。ありがとうございました。

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  2. ひじゅんⅢ2024/02/19 16:11

    おー!素晴らしいことばかりですねー。連れだってセーリングに出かけるヨット仲間がいるなんて羨ましいです。風が弱かったのが惜しいですが、風があればSB2の本領発揮ができたのに・・。それにしても形上湾のあの狭い入り江に入って行かれたとはこれまたすご腕の操船テクニック、いやはや、脱帽です。新しいヨットのお仲間も増えて、時津近辺が楽しそうです。またまたいいお話待ってまーす。ひじゅんⅢでした。

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  3. わいわいがやがややるのが好きな性分なので連れがいると楽しいですね。
    その意味で1人で出る時にはいつも臼島方向に目をやるんですがお互い遠いのでなかなか並走のチャンスが無いですね。
    操船は狭いところはおっかなびっくりでしたので凄腕には程遠いです、なんといっても30フィート越えの船が何艘も係船されていますからこれらの船長さんの腕にははるかに及びません。

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