船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/06/23

今日はぶらぶらフュッセンの散策

event_note6月 23, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 今日は朝から雨、幸いなことに観光の予定は無し、朝からゆっくり部屋で過ごします。
10時ころには雨も上がったので食糧の買い出しにスーパーマーケットまで行くことにしました。 歩いても10分足らずのそれほど遠くないところです。
日曜の雨上がりの朝ということなのかあまり人通りのない静かな町を抜け、

スーパーに着いたのはいいんですがなんと開いていません、やはりキリスト教の国しかも田舎町ということでしょうかここまでくる間のレストラン以外の店もすべて閉まっていました。

あららということで近くをぶらりと歩いてみることにして歩き出すとすぐに目についたのがこの行先表示、30分ほど歩くと水浴びができるところと船着き場があると書かれています。
文字では意味が分かりませんが絵が描いてあるので内容は理解できます。



これは行ってみなきゃということでぶらぶら歩き始めると自転車と歩行者のための遊歩道になっていました。 なかなか気持ちのいい道です。

散歩道をずーっと歩いて対岸にノイシュヴァンシュタインが見える湖の畔までやってきました。 ベンチに座って湖を眺めているとすぐ近くのスロープに遊覧船がやってきて舫も取らずスロープに船首を押し付けただけで親子を下してすぐに出て行ってしまいました。


この後、向きを変えて島陰に隠れていきました。 来るときに丘の上から船着き場と思しき場所がちらっと見えましたがそこに向かったようです。 湖と船とお城、絵になると思いませんか。

頃合いはお昼、この船着き場に行けばきっとカフェがあるだろうということで歩いていくと予想通り1軒だけですがありました。

いつもだったら好んで外の椅子に座るんですがこの日は曇り空で気温も低く肌寒いので建物の中の席を選択。 雨上がりのせいなのか曇り空のせいなのかパラソルも閉じられています。

先客が魚らしきものを食べていたので我々も魚+ビールを選択、魚にはポテトのマヨネーズ和えが付いています。 (ポテトサラダよりちょっとマヨネーズが多めです)
ここでまたしても失敗、この量だっらら嫁さんと半分こで十分でした。
食べきれなかった分はボックスを頼んで持ち帰りです。

帰りは来た道を引き返すだけですが途中で見つけたごみ箱、上の白い箱には黒いごみ袋が入れられていてワンちゃんのウンチを拾って捨てるためのものでした。
同じようなものはスイスにもありましたのでヨーロッパ標準なのかもしれませんね?


この後もぶらぶらゆっくり歩いていると「トイレに行きたいから先に行くねと」嫁さん、見えなくなってしまいました。


後を追って帰り道添いにある公衆トイレの傍まで来ましたが嫁さんの姿が見えません。
「あれ、どこ行っちゃたのよ?」とGoogle mapを見てみるとここではなく別の場所にいることが分かりました。

ちょいと余談、
皆さんすでにご存じとは思いますがGoogle mapには現在地共有という機能があってこれを使うとお互いの位置が地図上に表示されます。

「あらら、何でこんなとこに行っちゃったのよ」と思っているところにLINE、「迷子になって何処に居るのか分からない、すぐそばをバスが通っているけど」とのこと。
「迎えに行くからそこ動かないで」と伝えてGooglemapで自分の位置も確認しながら歩いて無事嫁さん発見。 Googlemap様様です。 スマホが無い昔だったらどうしたんでしょうね。
嫁さん、1本だけ違う角の道を通ってしまい通り道沿いに在ったトイレはスルーしてしまったようです。で、その先に在ったトイレは見つけたものの有料トイレで小銭がなく用は足せなかったとのこと。 「迷子でびっくりして引っ込んじゃったから宿に帰ろう」だって。

宿に戻って落ち着いたところでコインランドリーをGoogle mapで検索、かなり大量に洗濯物が溜まっていますからね。 幸いなことに歩いて5分ほどのところに在ったので洗濯物を担いで歩いていくと控えめな看板が出ていました。 景観配慮?


中に入ると洗濯機がS,M,Lの5台、大型乾燥機が2台並んでいました。

で、料金はというとSサイズの洗濯機が5ユーロ、乾燥機が5ユーロ、あわせて10ユーロが必要でした現在の為替レートだと1,800円くらい、高いけど背に腹は代えられませんからね。

このコインランドリーは我々が泊っている旧市街から出て川を渡ったところに在ったので帰り道に橋の上からパチパチ、なかなかいいところでしょう。



この街を歩いているときには日本人も含めてほとんど東洋人を見ることはありません。
ノイシュヴァンシュタインという世界的な観光地のすぐ傍にあるんですが皆さんミュンヘンに泊まってツアーバスで来てこの小さな町には目もくれずに帰るんでしょうね。

嫁さんは洗濯が出来たので一安心した模様、「お昼の残りもあるし、迷子になったときに警官がサンドイッチ抱えて店から出てきたの見たからそこ行ってサンドイッチ1個だけ買ってきて」だって。 今日はレストラン以外どの店も開いてないはずなんですけどね。
じゃ2人で行ってみようと歩きますがすぐ近くのパン屋さんも閉まっているしきっとレストランで作ってもらってテイクアウトにしたんじゃないとの結論。
テイクアウトが主でイートインが従のようなお店を見つけてスパゲッティをゲットして宿に戻りました。

で、結果的として今日の夕食はこれ、昼の魚+スパゲッティ+ビール、それにゆで卵とトマト、どちらも一昨日スーパーで買っていたものです。

こんなことが出来るのも民泊(アパート泊)の良いところです。
名所旧跡を訪ねるのもいいですがこうやって現地の暮らしを感じながらぶらぶら過ごすのも私は好きです。

<おまけ>
話が長くなったついでに余談、
こちらでも飲み物のキャップはプラスティックですが日本と違うのはキャップが容器から分離しないこと。

コーラにしても何でもこんな感じで蓋がくっついていて離れないんでボトルの口から直接飲むにはちょっと邪魔です。 わざわざ離れない設計にしているには訳が有ると思いますが蓋のリサイクルも確実にしようということなんでしょうかね?

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