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2025/05/17

トレーラー リン酸鉄リチウムイオンバッテリー化計画 充電器取り付けの巻 

event_note5月 17, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
硫黄島クルーズから戻ったのでトレーラーのバッテリー変更プロジェクト再開です。

 電圧電流計の引っ越しで充電器の置き場所の自由度がかなり高まりましたしバッテリーも実際に搭載したので配線ルートも見やすくなっています。

説明の都合もありますのでインバーター傍のバッテリーをN0.1、トレーラー尻尾側のをN0.2と呼ぶことにします。

さてどこに充電器を置きましょうとトレーラーの中を見渡しますが小さなトレーラーなので候補地は限られています。
バッテリーの電流監視、つまり電圧電流計の使用を諦めればトレーラーの尻尾側に置いたNo.2バッテリーの脇に充電器を置いて直接繋ぎ込むのが一番シンプルで楽なんですけどね。結局良さそうな場所は左側シートの下、ここであれば充電器2台を並べて置けるしバッテリーへの配線も床下を最短距離で引っ張ることが出来ます。

置き場所は決めましたが問題はこの充電器、取り付けのための足もねじ穴も有りません。中華製の不親切設計で転がして使ってくださいと言うことでしょうか?

先ずはどこかに穴開けしてタッピングスクリューで足を止めたらと言うことで支障がないか中を覗いて見ました。 


開けてびっくり制御基板はどこにもねじ止めされておらずシリコンシーラントのような接着剤で固定されているだけでした。こんなもので大丈夫なんでしょうかね?
なにはともあれ基板本体が接着されている側を除く3面には穴開けが出来ることが確認出来ました。

足に出来る適当な材料を探していたら何に使ったのか思い出せませんがアルミのアングル材の残りが出てきました。
我が家の車庫、ドラえもんのポケット宜しく何でも出てきますね。
0.5mmくらいの厚みなのでさほど強度は期待できませんが床置き充電器の移動防止程度には使えそうです。 逆に薄いので充電器両側のパネルを止めているねじで共締めできそうです。
これだったら本体に穴開けせずに済みます。ということで適当な長さに切ってこんな形になりました。

この足を床にねじ止め、狭い所なのでねじ止めがやり辛く苦労しましたが無事固定完了。

次は配線です。
電源は直ぐ傍を通っていたAC100Vの電線を途中で切断して差し込み分岐を使って接続。

出力のプラス側の電線は床に穴を開けて床下を通って今までの鉛バッテリー用水素ガス放出用ホースを通してNo.1バッテリーの脇に引き出しています。
マイナス側はそのまま椅子下スペース内で引き回してNo.2バッテリーに接続です。
充電器の出力のプラス側マイナス側共にNo.2バッテリーに接続すれば床下にもぐる必要はなく配線も簡単なんですけどね。
何でこんな配線にしたかと言うとーー、回路図が在ったほうが分かり易いですかね。
で、毎度おなじみの汚い手書きの回路図ですが、
私のトレーラーの場合2個のバッテリーは少し離れた場所に在ってこの間を電線でつないで並列接続にしています。 このため二つのバッテリー間に上の回路図のように電線が抵抗となって入ることになります。
なので一方のバッテリー側だけに充電器からの電線を接続するとこちら側だけに充電電流が流れ込んでしまいもう一方にはこの抵抗が邪魔してほとんど流れないということになってしまいます。
ま、これでも一方が満杯になった後にはもう一方に流れるようになって最終的には両方とも満杯とはなるんですけどね。
出来れば両方に充電電流が分散して欲しいということでプラスはNo.1 側にマイナスはNo.2側に接続してNo.1はR2経由でNo.2はR1経由で充電電流が流れるようにしています。
う~ん、説明ちょっと判り辛いですかね。

これでやっとAC100Vからの充電器40A,20Aの2台の取り付けが終わりました。
ただこの充電器は充電開始と同時に冷却ファンが回りだすのでかなりうるさいです。
夜うるさくて眠れないなんてことにならなきゃいいんですが。

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