帆船の航海灯の使い方、海保さんにも聞いてまとめてみました

今回の硫黄島クルーズで航海灯を１度だけ点灯しましたが皆さんの点灯方法は私が認識していた方法とは異なり、両色灯、全周灯、船尾灯のすべてを点灯させるというもの。

再確認しようとネットで調べてみましたがサイト毎で異なることもあり、ここは確実にということで海上保安庁に電話して正しい点灯方法を聞いてみました。

質問は仲間内に多い7ｍ以上12ｍ未満で船首に両色灯もしくは左右の舷灯、マストトップに全周灯、船尾に船尾灯を装着している帆船に限定していますので12ｍ以上の船には当てはまりませんのでご注意願います。

返ってきた答えは下の表のとおり

　　　　　　　　　

機走と機帆走はいずれも動力を持っているので同じ、帆走は動力が無いので異なるとのこと。

機走と機帆走の時に船尾灯を点灯したらいけないのか問うと、船尾灯を点灯すると12ｍ～50ｍの船と同じになり誤認を招く運用は禁止されているので点灯してはダメとのこと。

同様の理由で帆走時の全周灯の点灯もNGだそうです。

最後に「海上衝突予防法に明記されていますので一度目を通しておいてください」との助言が在りました。　

点灯方法自体は私の認識は合っていたんですが何故そうなのかの理由は知りませんでしたので良い頭の整理になりました。　海保さん、忙しい中の対応ありがとうございました。

皆さん、航海灯は正しく使いましょうね。