船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2025/10/31

東北旅行 28日目 猪苗代湖経由で藤沼湖キャンプ場へ移動

event_note10月 31, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
 今日は基本的には移動日、嫁さんの観光リストも無く少し道の駅でゆっくりして出発することにしました。
この道の駅安達は珍しく国道4号線の4車線を挿んで両側に建物と駐車場が在りますが我々が泊まったのは上り線の道の駅、ここには道の駅本館の前に広い芝生敷の広場があります。
その一角に大きな木が1本、これは「万灯桜」と呼ばれる桜の巨木と言うことで謂れを記した立て札もありました。


ここでゆっくりついでに買い物したり、お昼近くになったのでちょっと早めのお昼にしたりで今日の宿「藤沼湖キャンプ場」に向けて出発です。

以前私の船がノラ26らしいと分かった頃に同型船の帆走風景を撮った動画を発見、その舞台が猪苗代湖らしいことから一度は見てみたいと思っていたので猪苗代湖経由のルートを採ってみました。
猪苗代湖の南端側を走っていると桟橋を発見、立ち寄ってみました。


なかなか立派な桟橋ですが定期的に運航している船は無く地元の人たちでしょうか釣竿を待って立たれていました。

大物狙いかもと思い何を釣っているのか訊ねると大物ではなく小さなワカサギでした。


酒の肴にするには相当沢山釣らなきゃいけませんね。

この桟橋の上からは対岸に磐梯山を見ることが出来ます。磐梯山が紅葉して夕日を受ける頃には沢山のカメラマンが来るそうです。

猪苗代湖を見た後にキャンプ場へ、受付を済ませてサイトを選び設営、貸し切りに近く好きなとこ選んでいいとのことでした。

綺麗に整備されたキャンプ場ですがここの難点はトイレと水場が管理棟にしかなく遠いこと、トレーラー内のトイレが活躍しそうです。
いい点は直ぐ近くに温泉があってキャンプ場利用者は無料で利用できること、1日当たり3枚の無料利用券を渡してくれました。
で、早速お風呂車で2,3分の所に在ります。

お風呂でさっぱりした後は夕食、嫁さんがタラ鍋を作ってくれました。

当然ながら美味しく食べて美味しく飲んできょうもまた1日が終わりました。

2025/10/30

東北旅行 27日目 仙台城跡と瑞鳳殿

event_note10月 30, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
今日の予定は仙台城と瑞鳳殿、仙台市内にはトレーラーを駐めれるような場所は無さそうですから尻尾は道の駅おおさとに残して出発です。ここから仙台城までは50分ほどかかるので往復の時間がもったいないですが止むをえません。
ま、道中の車窓からの景色も旅の内と考えましょう。

暫く走って仙台市内に入ると大きな欅の街路樹が目に入ってきます。
落ち葉の掃除は大変かもしれませんがやはり心が和むし夏はしっかり日陰を提供してくれるでしょうね。
長崎市のちんけな街路樹とは大違い、羨ましいですね。

仙台城の石垣の所まで来ましたが駐車場はさらに奥の方、途中石垣の根元を直角に曲がる部分などもありトレーラー置いてきて正解でした。
駐車場の位置は城の本丸部分、仙台城跡と跡が付くだけあって城の建物は皆無です。

その辺をぐるっと歩くしかないかと思っていたら嫁さんが「仙台城VRゴー」なるものを見つけてやってみようとのこと。
場内を歩いて要所要所のステーションでVRスクリーンに城を再現したものを見ようというものです。

頭の動きに合わせて画像が変わりますが自分の足元が見えないので足をどう動かせばよいのか判らなくなってふらついてしまいます。
画像もCG画像なのでこんなのが在ったんだくらいの感じでいまいち。
VR初体験ということで良しとしましょう。
VR機器を貸し出している所には資料展示館もあってCGで再現した城を大型スクリーンで見ることが出来ます。正直言ってVRよりこちらの方が白全体を把握できてよかったです。

伊達政宗公の銅像の写真を撮り仙台の街を見下ろしたらここは終了、


次に向かうのは伊達政宗公が眠る霊屋「瑞鳳殿」城からさほど遠くなくすぐに到着。
専用駐車場もあり瑞鳳殿入場チケットを帰りに見せれば料金ただとなかなか良心的です。
チケットを買って中に入りますが瑞鳳殿だけではなく伊達家の墓所全体を回れるようになっています。
先ずは瑞鳳殿、涅槃門を通って拝殿へ



なかなか色鮮やかな装飾がなされていますがオリジナルは戦災で焼失したため再建されたものだとのこと。それでも十分見る価値があります。

瑞鳳殿のすぐ脇には資料館があって伊達政宗に関するものが展示されていますが興味を引いたのは頭蓋骨から再現した政宗公の顔、なかなかいい男だったんですね。

同じ敷地内には2代藩主伊達忠宗公の霊屋「感仙殿」3代藩主伊達綱宗公の霊屋「善応殿」などもありましたがこれらも再建されたものだとのこと。

感仙殿

善応殿
どちらも立派ですが政宗公に遠慮したのかかなり控えめ。

一通り場内を見ましたが仙台城よりかなり見ごたえがありました。
見終わった時には昼も過ぎて午後1時を回っていたので駐車場に車を残したまま一番近い食堂へ、入口に在った「そうきそば」に惹かれて中に入りましたが沖縄料理のお店でした。
ただこのそうきそばがメインのようで3時で閉店となっていました。
で、出て来たそうきそば、チャーシューではなく豚の角煮のようなものが乗っています。
東北に来て沖縄ラーメンとはねとも思いましたが美味しかったです。

晩い昼ご飯が終わったところで自転車で市内をぶらつきたかったんですが次への移動が有るからダメと言われて諦め。代わりに車でケヤキ並木の通りを少し走って仙台を後にして道の駅おおさとへ戻りました。
ここは本館前の駐車場もかなり広いのですがこの他にも第2駐車場のようなもっと広い駐車スペースもあり車中泊組には人気の道の駅らしいです。

我々が停めたのは道路脇の大型車スペースでしたが背後の広い駐車場がそれです。

この道の駅で嫁さんは土産を物色、私はずんだ団子をゲット。

ずんだとはこの地方の名物らしくずんだ餅、ずんだ饅頭などなどいろんなものが売られていました。
ずんだとはそら豆をゆでたものをつぶして砂糖を加えた餡のようなもので餅とか団子に掛けて食べるのがオーソドックな食べ方のようです。

ずんだの味を確認したところで出発、次の宿泊地「道の駅安達」に向かいます。
本当はどこかでお風呂に行きたかったんですが適当なところが見つからずこの日は風呂なしとなりました。
走ること3時間近く、空いていた大型車スペースに駐車して仙台から道の駅おおさとに帰る途中のスーパー(トライアルです)で買ったお弁当で今日の〆となりました。



2025/10/29

東北旅行 26日目 きょうは東北では外せない松島訪問

event_note10月 29, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
 朝から移動の準備、このキャンプ場は太平洋が見渡せる高台に在りますが私たちのサイトは木が邪魔してくれてちょっと残念。X3を駐めた隣のサイトからは見渡すことが出来ます。
暗くなって駐車が簡単な場所と言うことでサイトを選んだのでこうなってしまいました。


なかなかいいキャンプ場なんですが難点はサニタリー棟が階段の上に在ること、急ぐときにはちょっとしんどいです。
そうは言っても洗浄便座こそありませんがトイレも綺麗で温水シャワーは浴び放題、なかなかいいキャンプ場でした。


出発準備済ませこのキャンプ場「神割崎キャンプ場」の名称の由来になっている神割崎へ行ってみました。キャンプ場周辺あまり見ていませんからね。


神割崎の名前もこの伝説を読んで納得、それにしても大震災の時には津波の影響もあったとは思いますが痕跡は見当たりませんでした。

さてトレーラーを引いて松島に向けて出発、途中北上川沿いの道を走ります。

お昼少し前に松島到着、超有名観光地だから大型車のスペースくらいあるだろうと思っていたんですが公営の第1駐車場:小型車用で満杯、第2駐車場:大型バス用で満杯、第3駐車場:小型車用ですがほぼ満杯トレーラーを駐めるスペース無し。
第3駐車場は狭い道路の突き当りに在って危うくず~っとバックしなきゃいけない所でしたが幸いホテルの駐車場入り口で反転出来ました。
さて困ったと思って第2駐車場に戻ると係の方がトレーラーを駐めれる民間駐車場を紹介してくれました。紹介された駐車場は松島観光船乗り場からさほど遠くなく広いし駐車料金も安め。ここを管理しているおばさんがトレーラーはバック難しいからねと言いながら入れやすく出しやすい場所を選んでくれました。感謝!

観光船乗り場まで歩いて行く途中に在った食堂で昼食を取りチケット売り場まで行きますがさすがに人気の観光地だけあって人で賑わっています。 インバウンドのお客さんも大勢です。湾内遊覧のチケットが通常1,500円のところキャンペーン価格で1,000とのことなんかとっても得した気分になりました。
前の船が出たばかりと言うことで我々が乗る船は1時間後、この時間を利用して船乗り場のすぐ近くに在る国宝指定の本殿があるという「瑞巌寺」へ行ってみることにしました。
本当に船着き場とは目と鼻の先です。



こちらが国宝の本堂、

内部も見学可能ですが本堂前は枯山水になっていました。

内部は写真撮影禁止となっていて写真無です。
本堂に引き続き宝物殿も駆け足で見て(こちらも撮影禁止)境内を出口に向かって歩きますが途中にはこんな岩をくり抜いたお堂もたくさん、堆積岩で柔らかで掘り易いんでしょうね。

急ぎ足て瑞巌寺を見た後は遊覧船乗り場へ、人が一杯です。

我々が乗るのはこの船、

出航して沖合の島々をめぐります。もっと沢山の島が在ると思っていましたが点在でさほど多くありません。 正直、九十九島の方が多いのではと思ってしまいました。
九十九島では観光船に乗ったことが無いので一度乗って比べてみましょうかね。



港に戻った所に在る島の上の御堂、伊達政宗が建てたとの記載がありこれも重要文化財だそうです。



島めぐりだけではなくこういった歴史との繋がりが有るのが松島の強みなんでしょうね。

これで松島観光は終了、仙台近くの道の駅おおさとへ移動です。
翌朝の写真ですが我々はマイクロバス程度のスペースに駐車、


トレーラーを切り離してここから車で3分程度のコインランドリーでせんたくをすませ、車で7分ほどの食堂で夕食を済ませました。
この食堂「これでやっていけるの?」と思うくらいに安くしかも美味、私は野菜炒め定食、嫁さんは生姜焼き定食、これに餃子を追加しましたが何と2千円でお釣りが来ました。



定食に付いている小鉢、アンコウの身をあん肝であえたものとのことで絶品でした。

安くて美味しい食事に満足したところでトレーラーに戻り寝酒、気持ちよくお休みなさいとなりました。



2025/10/28

東北旅行 25日目 気仙沼市と南三陸町訪問 (東日本大震災遺構・伝承館)

event_note10月 28, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
 今日は朝から気仙沼市「東日本大震災遺構・伝承館」へ向かいます。
キャンプ場は南三陸町に在りますが走り始めて改めて周囲を見ると海に近い平地はセイタカアワダチソウが生い茂っていて何にも使われていません。

2025/10/27

東北旅行 24日目 平泉中尊寺

event_note10月 27, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forum1 comment
今日は私にとっては東北旅行で一番の目標になってる平泉中尊寺金剛殿観光、 朝食を済ませトレーラーを引いて道の駅とうわを後にしました。
世界からも観光客が訪れる有名な観光地であればトレーラーを駐めれる駐車場くらい在るでしょう。

2025/10/26

東北旅行 23日目 文学探訪(宮沢賢治の世界と、柳田国男の遠野物語)

event_note10月 26, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
朝起きて宿泊している「道の駅とうわ」の写真を撮ったのでご紹介。

こじんまりした道の駅本館

車中泊組の車とその奥にレストラン、

我々は大型車枠に、

すぐ傍には温泉施設、

温泉だけだと700円、月替り定食と組み合わせで1,500円、昨日はちょっと引かれたんですが嫁さんがお弁当準備してたのでお風呂だけ頂くことになりました。なお、朝風呂は7:00~8:30で400円、顔を洗う代わりに今日も浸かりました。車中泊でこの温泉を目当てに来る人も多いようです。 
我々は温泉のことなど知らずに宮沢賢治記念館と遠野物語の舞台である遠野市にも近いということで選んだんですがラッキーでした。

朝の用事も全て済ま出発、駐車場で苦労したくないので尻尾は切り離して頭だけで出発です。

まず訪れたのは宮沢賢治イーハトーブ館、道の駅からは10分程度の距離なのですぐに到着、駐車場はさほど広くなく尻尾を置いてきて正解でした。

この施設のコンセプトは宮沢賢治の作品をモチーフにしたほかの作品の展示などを行う空間のようでこの日は彼の童話のイメージを描いた画家・イラストレーターのカイズケンさんによるイラストのパネル展示が行われていました。
文学、美術と言うものにあまり縁のない私には初めての名前でしたがふんわりとした感じのイラストが並びそれなりに楽しめました。
そうそう、イーハトーブって何だろうと思っていましたが岩手をエスペラント語で言ったものだそうです。
次は宮沢賢治記念館、イーハトーブ館から歩いても行けますが長い階段を上らなきゃいけないし雨も降ってるので車で移動。

猫さんが受付、実際にはなかで入館料支払いです。

館内には膨大な量の賢治直筆の原稿とか手紙、その他にも彼の宇宙観によるものなのか宇宙に関する展示もありました。

彼が教壇を去るときに生徒たちに宛て書いた激励文とか友人に彼の思いをつづった手紙なども在りましたが文章が抽象的で凡人の私には理解できませんでした。
この展示された資料を端から端まで読むには丸一日でも足りそうになく早々に退散、遠野に向かいます。

ここで訪れたのは伝承園、

園内に入った直ぐの所に佐々木喜善記念館があって柳田国男が遠野物語をまとめるまでのエピソードなどが展示されています。平たく言うと昔話の収集をした佐々木喜善の口述を柳田国男が文章にまとめたものが遠野物語なんだそうです。 恥ずかしながら私読んだことがありません。

園内には遠野物語時代の生活を実感できる建物(重要文化財)などが展示されています。

重要文化財岩手の曲がり屋

中ではおばあさんが東北弁で語る昔物語を聞くことも出来ます。

おばあさんが語る物語の中に「オシラサマ」という神様が出てきますがこの信仰にまつわるオシラ堂なども在って私も祈念、



実はこの祈念の時には100円をお賽銭として収めなきゃいけなかったようなんですがこの記載に気づかずに未払い、嫁さん「効果ないよ」だって。100円PayPayで送れればいいんですけどね。ごめんなさい。

この後は雨の中カッパ伝説で出てくるらしい(読んだことが無いので)人気スポット「カッパ淵」へ向かいますが残念ながら熊が目撃されたとのことで立ち入り禁止になっていました。

これで本日の観光終了、道の駅に戻って夕食。
実は今日は私たちの結婚記念日、何処かしゃれた店でワインで乾杯っと行きたいところですが少し高めのサイコロステーキのり弁なるお弁当と焼酎で乾杯で済ませてしまいました。
ちょっと手振れが激しいですが仲良し写真、

サイコロステーキ弁当も入れたつもりでしたが上手く入ってないですね。
この後焼酎も進んでお休みなさいとなりました。