船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2026/03/05

SB2 カムクリート付きブロック 簡単な修理のつもりが面倒くさいことに

event_note3月 05, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
2020年に頂いてから使っていたメインシート(メインセイルを操作するためのロープのこと)用のカムクリート付きブロック、カムクリートの裏側に在るプラスティック製裏蓋が割れてしまいました。
2020年時点の写真

割れた裏蓋

実はこの裏蓋、このブロックを頂いた時には既にオリジナルの物が割れていたので要らないオーディオCD盤を切って作ったものですがCDに使われているプラスティックは耐候性はあまり無いようです。
今回は耐候性を考慮してアルミ板を加工して作ってみました。これで当分の間は大丈夫でしょう。
作り直したアルミ製裏蓋

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と、いつも文章が長くなるので今回やったことを簡単に書いてみましたがやはり味気ないので長くなるのは承知で顛末を書くことにします。 興味ない方はここまでで終わってください。

裏蓋が割れていても動作に支障は無いのですがやはり気持ちのいいものではありません。
今度はアルミ板を切って作るつもりで家にもし帰りガレージの作業台で作業開始。
裏蓋を切り出すためにカムクリートベースの型を取ろうと止めねじを緩めたら中に使われていたベアリングボールが飛び出して床に散らばってしまいました。あらら、ベアリングボールが使われていたんですね。
直径4mm弱の小さなプラスティック製らしきボールですからコンクリートの床に落ちるとよく弾むし車庫の床は水勾配が付いているので低い方に転がって行ってしまいます。
この時は10個ほどでしたので探して拾い集めましたが全部かどうかは疑問。
予防的に今後の作業時に落ちそうなベアリングボールは取り出して容器に入れておきました。
ベースをアルミ板の上に乗せ型を取り、ドリルで穴を開けたりやすりで外形を合せたりとアルミ板を加工して裏蓋作成まで終了、さて組み立てと言うところでベアリングボールを入れた容器をひっくり返してしまい前回より大量のベアリングボールを車庫の中にぶちまけてしまいました。 こうなるとやれやれを通り越してとほほです。
とにかく落ちたらコンコンコンと跳ねてその後転がっていくので何処行ったのか判りません。
物が小さいので狭いとこにも入ってしまいますから少しづつ床に置いてるものを動かしながらはいつくばって一生懸命探して拾い集めました。
多分ほぼ全部拾ったよねと言うところで作業場所を危険な車庫から室内のデスクの上に変更。机の上にはベアリングボールが跳ねたり転がったりしないようにバスタオルを広げておいます。

紹介が遅れましたがこれがアルミ板で作った裏蓋、片側には2個の穴が開いてますがミスったのではなく穴が開いてたアルミ板を流用したためです。下手くそって言わないでくださいね。

さてベアリングボールを元に戻して組み立てをしなきゃいけませんが何処に何個使えばいいのか考えるために1か所だけボールが飛び出さずに残っていたカム下側のボールを取り出して数えてみました。 その数19個。

カム部分には上下にベアリングボールが使われていてこの下側部分のものです。
元々はどんな風に使われていたのか並べてみることにしました。
先ずは上側、左右とも11個。

次に下側、ボールガイドの溝に沿って並べると、あれ12個しか並びません?
先ほどここから出て来た数は19個でしたから2階建てで並んでるとしか思えません。

上側分を除いてんこった下側分を二つに分けてみると一方は出て来た数と同じ19個、もう一方は一つ少ない18個、

メーカーが数を違えて入れるなんて無いでしょうから1個が行方不明なんでしょうね。
そこは最近身に着いた「ま、いいか」で片方1個足りない状態でさっさと組み立てしてしまいました。下側はボールを並べれないのでカムとベースの隙間からボールを押し込んでいます。

で、動作確認、カムを指で動かしてみますが動きが渋くバネで戻ってくれません。
止めねじを緩めると動作がスムーズになりますがゆるゆるの止めねじなんて基本的にはあり得ないですよね。

押さえ、これです。

この押さえが経年変化でへたってベアリングボールを押さえすぎるのが原因だろうということで何かを嚙ませればと使えそうなワッシャーを探したらいいものがありました。木材用の幅広ワッシャーです。

これを合せてみると、なんとあつらえたようにぴったり。

これで止めねじをしっかり締めてもカムはスムーズに動くようになりました。
完成写真は冒頭3番目の写真です。

やれやれ終わったということで車庫に戻り工具の片付け、散らばったアルミ板の切粉の掃除などをしていたら1個のベアリングボールを発見、「あ、あった」と喜ぶのと一緒に「なんで今どき出てくるのよ~」と声が出てしまいました。
出て来たものを無視するわけにもいかないのでもう一度家の机でボール追加の作業、これでやっと本当に終わりです。 あ~疲れた!!

ここまで書いてて気づいたのは押さえと呼んでたプラスティックのワッシャーみたいなやつは実はワッシャー状ではなく足の付いたキノコ状のものではないかということ。
このキノコ状のものがベースに挿入されていて止めねじを緩めてもカムとベアリングボールを保持することになってたようです。私のものは古いのでキノコの首部分が破断していたんでしょうね。 こんな感じ。

新品を見たことが無かったのでねじを緩めたらボールが飛び出すなんてなんて馬鹿な設計してるんだと思っていましたがこれだったら納得がいきます。

ということで冗長な続きを読んでいただいた方有難うございました。今後ともよろしくお付き合いお願いいたします。