船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2015/04/05

アルミマスト 浮力対策

event_note4月 05, 2015 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
アルミのマストは竹と違って そのままでは船がこけたときに水がパイプの中に入ってしまいます。
そうなると重たくなるので船を起こすのが大変になりますし、また海にうっかり落としてしまうとそのまま沈んでしまうなんてことにもなりかねません。
と言うことで、アルミマストの浮力対策をやることにしました。

 まず買ってきたのがこれ、百均で売ってた発泡スチロールのボールです。
 
直径が50mmで無理やり押し込めば2段目のパイプ(内径46mm)に入りそうです。 両端に押し込んでみるといい感じで入ってくれました。

  
1段目のほうは内径51mmなのでボールは使えず40mm厚みの発泡スチロール板をつかうことにして跡形をつけるつもりでパイプを押し当ててぐりぐりっと回したら簡単に切れてしまいました。 反対側は足を接着しているので塞ぐ必要はありません。

これでハイ防水完了、浮力対策OKといきたいところですが防水性能はどうなんでしょうね?
ざっくり計算すると2mの深さまで水につかるとボールには3.5kg程度の力がかかります。 うーん、ちょっと持ちそうにないですね。
試しに反対側から息を吹き込んで圧力をかけたら紙鉄砲よろしく簡単に飛び出してしまいました。

これではいけないと考えた次の手はパイプの中に発泡ウレタンを吹き込む方法、パイプの長さの半分くらい満たしてしまえば沈まないはず。
で、手元に1本だけ残っていた発泡ウレタンの缶を引っ張り出して吹き込んでみました。
 ところがこれが大失敗、充填深さが深すぎたので発泡不良、硬化不良でおまけにくっついて欲しくないところにべとべととくっついてくれて大変な目にあいました。
 シンナーで落そうとしましたがまったく落ちてくれずおまけにペーパーウェスもくっついてくれてますます悲惨な状況に。
竹べら、紙やすりをつかって大分落としましたがこびりついた分が剥がれてくれず接続部が入ってくれなくなってしまいました。
最後の手段でポータブルのガスコンロを持ち出してこれで焼いてやっとこさ落ちてくれました。
発泡ウレタン注入は10分程度、修復処理にたっぷり半日以上、とっても疲れました。


0 comments:

コメントを投稿