船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/01/05

SB2 エンジン試運転 見事に失敗しました

event_note1月 05, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
軽トラの荷台に積んで試運転をやろうと思っていましたが修理に時間が掛かりそうなんで手押し車に載せてテスト出来ないかチェーンブロックを使って乗っけて庭に持ち出そうとしましたがさすがに150kg近くのエンジンは重たくちょっとした段差を超えるのに難渋してしまいました。おまけに不安定なんで台車の上は諦めて車庫の中でやることにしました。
冷却水排水とか排気ガスの処理が難しそうだったんでやりたくなかったんですが仕方がありません。

余り気乗りがしないままセッティングを始めましたが冷却水取水ホースも排気ホースも裏ドアまで届いてくれてうまく準備出来ました。

燃料は船から燃料タンクを下ろしてきてテスト用のホースで接続、
実はこのテスト用ホース燃料タンク側は船外機と同じようなワンタッチカップリングでエンジン側はボールジョイントでエンジンに接続するようになっていますがこの二つのホースニップルのサイズがタンク側は6mmエンジン側は8mmと異なるので内径サイズが違うゴムホースの途中にサイズ変換ニップルを入れて繋いでいます。
テストのためとはいえ手間とお金がかかりました。


排気系は新しいステンレス製のミキシングエルボーと排気エルボーの間にソケットと長ニップルを挿入して以前よりも高くしています。
前回記事の考察では喫水上35cmとしていますが手配したニップルが短くて実測では32cmとなってしまいました。
でこの高くなったミキシングエルボーに直接ゴムホースを接続してその先を頂いたウォーターロックに接続、ホースがちょいと短かったので斜めに浮いてしまいましたがドンマイ、出口にも新しく購入した排気ホースを接続してクランプでしっかり締めておきました。
このホースの出口は裏ドアから側溝まで届いてくれました(よしよし)。

冷却水は散水用のホースを引っ張ってきてコンテナボックスに水を張りここにウォータポンプからのゴムホースを突っ込んでおきました。

電気周りはコントロールパネルを接続しバッテリーはMLさんにジャンパーケーブルで接続して準備完了。

さてテスト開始です。

先ずは燃料タンクのカプラーを外して電源ON, 電磁式の燃料ポンプがカタカタと動くのを確認、OK。

次はセルモーターの確認、デコンプレバーを針金で引っ張って固定し圧縮が掛からない状態にしてセルモーターを回します。
ジャンパーケーブルでの電圧降下が少し大きいのかちょっと元気無さそうに回りますが一応回ってくれてOK.

ここで燃料タンクにカプラーを接続して燃料配管のエア抜きです。
燃料フィルターのチェックバルブを緩めて燃料が出てくるのを待ちますがなかなか出てきてくれません。電動ポンプが付いてるから簡単に出てくるだろうと思っていたんですが吸い出してくれないようなので燃料タンクを少し高い位置に持ち上げてあげたらやっと出てきてくれました。
燃料フィルターまでは来たので今度は燃料噴射ポンプ入り口のチェックバルブを緩めて燃料フィルターから噴射ポンプまでのエアを抜きます。
これは難なく終了。
後は燃料噴射ポンプから噴射ノズルまでの配管ですがここは燃料噴射ポンプを動かすと自然にエアは抜けて噴射ノズルから燃料が噴射されエンジンが掛かるはず。

ということでまずは手回しでクランキング、せっせと回しますが燃料が噴射される音が聞こえてきません。
手も疲れてきたので「えい、このやろー」とデコンプを引いたままセルモーターで回してみますがやはりだめ。
え~、そんな~。
考えていても仕方がないので燃料噴射ポンプからノズルへ行く配管を外してみました。
本当だったらここから軽油が流れてこなきゃいけないのに乾いたま。
燃料噴射ポンプから燃料が送られてきていないようです。
念のため配管を外したままクランキングしてみましたが燃料噴射ポンプ出口からは1滴の軽油も出てきませんでした。

さて困りました何か燃料噴射ポンプの取り付けかガバナーの取り付けでミスが有ったんでしょうか?
手直しとなるとまたエンジンを分解しなきゃいけなくなりますが これだけは勘弁願いたいです。
う~ん、と唸ってるところに嫁さんから晩飯タイムの連絡、今日の1杯は成功の美酒ではなく失敗の苦い酒となりました。
おまけに何度もクランクを回したんで左手の親指が痛くて動かせません。 😢
え~い、やけ酒だもう一杯。









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