船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2020/08/30

スズキキャリー リモコンキー修理

event_note8月 30, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
 我が家のスズキキャリー、後付けのリモコンキーをつけてありますが助手席側のアクチュエーターがおかしくなってしまいました。ドアロックするときにガガガッと変な動きをします。 (取り付けた時の記事はこちら


内部の歯車が破損してるのか、リミットスイッチの接触不良なのか原因不明。
幸い1個だけ予備が有るので交換することにしました。
まず内張を外しますが面倒なのはウィンドウレギュレータ(ガラスを上下させるハンドル)の取り外し。クリップで止められてますがすんなり外せる工具が有りません。
代わりにぼろ布をここに入れて両側にぴんと張って左右にゴシゴシしてクリップを取り外しますがいつも取れた時にクリップが跳んでしまって探すのに手間かかります。
下に落ちたレギュレータハンドルとスペーサーですが、やはり今回もクリップだけ見当たりません。

内張を取り外し防水シールを剥がして壊れたアクチュエーターを取り外します。
ドアの中なのでアクチュエーターは見えませんね。

新しいものと交換、これは壊れた古いやつです。

ここまでは順調だったんですがここで問題発生、なんとアクチュエーターの連結ロッドを締め付けるためのねじ穴がバカになってしまいました。

それほど強く締めた訳ではないんですけど、材質が亜鉛合金ダイキャストみたいでちょっと脆いんでしょうね。 
残念ながらこの部品の予備は探しても見つかりませんでした、やれやれ困った😥。

止めねじは4mmのねじだったんでタッピングスクリューで代用出来ないかとも考えましたかうまく行かきません。
で、思いついたのが反対側の面にねじ穴を立てる方法。
馬鹿になったねじ穴側からドリルで下穴を開けてタップを立てます。

最初は馬鹿になった穴だけと思いましたがこれだとドライバーが使えないので全体をひっくり返せるように同じ手法で全部の穴を裏側に作り直しました。
ネジ山がおかしくなってた止めねじも新しいものに交換して取り付け、
とんだ回り道でしたがこれでやっと接続が出来ました。

内張をもとに戻して、最後にウィンドウレギュレータを取り付けて作業終了。
はい、ちゃんとクリップも見つかりました。

これでスムーズに動作してくれるようになりました。

ま、何事もちゃんと動くのは気持ちがいいもんですね。
お祝いというほどではないですが気持ちよく1杯。

2 comments:

  1. 裏返しのウラ技ですね。アクチュエーターの振動の影響ですか。JT

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    1. アクチュエーターの振動は関係なさそうです。
      中国製ねじの品質と電動ドライバーのトルク設定の問題だと思います。
      何とかリカバリーできて良かったです。

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