九重平治岳登山とキャンプ （キャンプの部）

 長者原の駐車場を後にして泉水キャンプ村に到着、このキャンプ場敷地が広くフリーのオートサイトもあちこちにありますが今回も前回と同じ一番広いオートサイトに設営。

風呂にも近く眺めもいいんですがサイトがフラットじゃないので車を止める場所と方向には少し悩みます。　トレーラーの場合は左右が水平であれば前後方向のレベル調整はやり易いんですが自走式はレベル調整が出来ないのでなおさらでしょう。

3台とも「ま、いいか」との場所に止めたら早速風呂、このキャンプ場の良いところは朝9時から午後2時までの掃除の時間を除けばいつでも風呂に入れること。　気持ちのいい露天風呂です。　あ、シャンプー、石鹸は置いてありませんから持参するのを忘れないようにしてください。

ひと風呂浴びた後は早速ビールで乾杯、焼き鳥からスタートです。

豚バラの串焼きも後に続き、

暫く飲んでいましたが涌蓋山に日が沈み、月が目立つようになると標高900ｍ近いキャンプ場は気温も下がり焚火の時間となりました。

でも、寒けりゃ靴下くらい履きなさいと言いたいですよね。

灯りはつい最近整備したコールマンのツーマントルランタン。

皆からも「久しぶりにホワイトガソリンの匂いば嗅いだ～」「懐かしかね～」の声、味気ないLEDの光よりも暖かくって心が和みますよね。

この後も鶏のももを焼いたりしましたが登山の疲れからか皆さん食も酒もあまり進まず早めのお開きとなりました。

翌日、今日の予定は何もなし、ただ食べて飲んでぼ～っとしてるだけです。

チコちゃんに叱られようともキャンプではこの「ぼ～っとしてる」を楽しめないとキャンプの達人とは言えません。

朝遅い私は朝風呂を浴び、朝はどうしても早く目が覚めてしまうと言うおじさん二人が作った朝食を頂き、義弟たちとの四方山話+ぼ～っとタイムに突入。

カメラを手に席を立った久留米の義弟、我々のサイトの写真をタンポポのような花と一緒に撮って来たようです。

この花、大きいように映っていますが実際には２０ｃｍほどの背丈です。
残念なことにこの写真が撮られた直後にキャンプ場の芝刈り機がやってきて全部刈り取られてしまいました。　キャンプサイトの管理の為ですから仕方がないですね。

昼からもぼーっと遠くの涌蓋山を眺めたり、キャンプ場の中を散策したり、松ぼっくりを拾ってみたり、

つい無我の境地で沢山拾ってきたら「そげんいっぱいどうすっと」との声も、焚火の焚き付けには火の着きも良く重宝しますが焚火何回分くらいあるんでしょうね。

さてそうこうするうちに夕食と言う名の宴会の時間が近づき料理の時間、私はドライカレーの準備をしていましたがもちろん作るのは初めて、レシピ頼りです。

滅多に料理などしない私のことをよく知ってる久留米の義弟が助っ人、博多の義弟は私が切ったジャガイモ、ニンジンなどを見てそれは大きすぎ１㎝角はこれくらいとメジャーまで持ち出して来てご指導。　もう遅い！

レシピにニンジンが柔らかくなるまで炒めてとあるのでせっせと炒めます。

カレー粉を加えて一応出来上がり、

早速乾杯、

え、味はどうだったかって、少し豚のミンチが焦げ加減でしたがそれなりに美味しく食べましたよ。

日が落ちた後は拾ってきた松ぼっくりで火を起こし焚火タイム、皆昨日の疲れも取れて元気になったようで博多義弟のダッチオーブン鶏、嫁さんが持たせてくれた肉じゃが、なども続いて結構夜遅くまで飲んでいました。

宵っ張りの私が寝る頃には空には月も無く久しぶりに沢山の星を見ることが出来ました。

最終日朝、相も変わらず今日も起きるのは私が最後、朝ご飯にベイクドトマトとソーセージをと思っていましたが間に合いませんでした。

せっかくトマトを持ってきていたので遅くなっても食べてもらおうと電子レンジで加熱を始めましたが加熱の途中でインバーターがピーっと言ってバッテリーがダウン、いまいちのベイクドトマトになってしまいました。

昨夜の使用を合わせて10分程度でバッテリーがダウンしてしまいましたがバッテリーがへたってきてるんでしょうかね。

同じように博多の義弟はサブバッテリーの電圧が上がらないと言いながらポータブルの60Wソーラーパネルを日差しを追いかけてあっちこっち動かしてるし、久留米の義弟はソーラーパネルが冷蔵庫に負けてると言ってるし、暫くバッテリー談議が続きます。

そうこうするうちに博多の義弟は今日は仕事が有るからとチェックアウト、残る我々はチェックアウトタイムを延長して昼飯を済ませた後に「うんじゃ、また」と言うことになりました。

家に帰ったら嫁さんに手伝ってもらってトレーラーを庭に押し込んで３泊４日の登山とキャンプの終わりです。　とっても楽しゅうございました。