今日ヤンマーさんに行ってこんなものを受け取ってきました。
「さて、これは何でしょう」なんて言っても判る人はめったにいないと思います。
40年以上前のエンジンのパーツが手に入るなんてさすがにヤンマーさん、パッケージを見ると長い間保管されたものではなく割合最近になって作られたようでパッケージも褪せてないしパーツ名の表示もバーコードとQRコードが使われています。きっと世界中でまだ使われているYCエンジンのために重要部品は作り続けているんでしょうね。
箱から中身を引っ張り出したのがこちら、
温まるとアイドリング回転数が下がってエンストする困ったSB2のYCエンジン。このため冷えてる時のアイドリング回転数は900RPM近くと相当に高めです。 ちなみに定格は700RPM
こんなに高めに設定しているにもかかわらず暫く機走した後にスロットルを絞るとエンストすることもしばしば。前回出港した時も着岸時に 後進に入れた途端に回転が落ちてエンスト寸前、またしても岸壁にごっつんこかとひやりとしました。
幸い持ち直してくれて事なきを得ましたがやはり何とかしないと安心できません。
以前からず~っと何故温度が上がるとアイドリングが下がるのか考え続けていましたがこれと言った原因に思い当たりませんでした。
そんな折に「はなみずき」の末續さんからYS12(YCの前身)で似たようなトラブルを経験していて燃料噴射ポンプのプランジャーを交換したことがあるとの情報をゲット。
因果関係はまだ理解できませんがアイドリングに関係しそうなところは燃料噴射ポンプとガバナーにつながっているレギュレータくらいしかないので交換してみることにしました。
そんな折に「はなみずき」の末續さんからYS12(YCの前身)で似たようなトラブルを経験していて燃料噴射ポンプのプランジャーを交換したことがあるとの情報をゲット。
因果関係はまだ理解できませんがアイドリングに関係しそうなところは燃料噴射ポンプとガバナーにつながっているレギュレータくらいしかないので交換してみることにしました。
上の図で赤線で囲んだレギュレーター部とプランジャー部のパーツだけ買って交換すれば少し安く上がるんですが後顧の憂いを残さないためにも思い切ってフルアッセンブリーで交換したいところ、ただお値段が、正直どちらにしようか結構悩みましたけどね。
悩んでる最中に嫁さん「このテニスラケット手配したいんだけどやってくれる?」と言って来ましたが価格はほぼ同じ、「ま、テニスラケット1本と同じか」と言うことで踏ん切りがつきました。
フルアッセンブリーで買ったのはいいけど面倒なのが塗装、写真で分るように本体ボディは削りだしの無垢の鉄、このままではすぐに錆びて真っ赤になるのは目に見えています。
ということで交換作業は本体の塗装からと言うことになりそうです。お天気がいい日にスタートすることにしましょうかね。
今日の所はこの交換で問題解決してくれることを祈念して1杯です。
コメントを投稿