船先輩とのお近づきセイリングでジブシート(前方の帆を引っ張っているロープのこと)の話になり何とか2枚のジブともウインチで引けないかとの話になりました。現状ではインナージブはウインチが使えますがアウタージブはウインチ無し、風が強い日などは綱引き宜しく尻を着いて渾身の力を絞って両手で引くしかありません。
手持ちのシートストッパー(ロープ止め)を使えば何とかなるかもと言うことでちょっと確認のため船に行ったのが10日前、この日のYCエンジンご機嫌伺いでエンジン不調発覚、修理のドタバタが始まってしまいました。
修理のめども立ちシリンダーヘッドの手直しとミキシングエルボーの改造も業者さんにお願いしてしまい後は待つだけになりました。
修理のめども立ちシリンダーヘッドの手直しとミキシングエルボーの改造も業者さんにお願いしてしまい後は待つだけになりました。
と言うことは暇、ジブシートウインチとシートストッパーについての検討再開です。
2023年の3月頃にジブシートの固定をクラムクリートからカムクリートに変更したのですがこの時にもシートストッパーの利用を検討しています。 その時の記事はこちら。
この時はインナー、アウター両方のジブにウインチを使うという発想が無かったので使わずじまいでした。
今度は発想を変えて両方のジブともウインチで引こうということですから形態が大きく変化します。
両方のジブシートにウインチを使おうとするとシートストッパーはウインチの前に置くことになります。こんな感じですかね。
必要に応じてウインチに巻き付けるロープを変えて引けば2枚のジブともにウインチが使えることになり引いた後はウインチから外してもシートストッパーが保持してくれるのでウインチはフリーになります。
ただここにシートストッパーを置くと2本のロープが違う方向から来るので真っすぐシートストッパーに入ってくれません。
シートストッパーの前にロープの方向を変えるためのフェアリーダーを置かなきゃいけませんが これ、単なる丸い輪っかだけのくせに結構な値段がするんですよね。
ぶちぶち言いながらも無いと先に進めないので手配しておくことにします。
もう一つはレバーの位置がコクピットから少し遠いので手を伸ばして操作するのが多少億劫に感じるかもしれませんがこちらは実際に使って見ないと判りません。
最後に残る問題はウインチとの高さの差、ウインチが少し高い台座の上に在るのでロープがウインチ足元に巻き付いてしまいます。
今インナージブシートを巻くときでさえ巻き付いてしまうので「なんでこんなに高くしたのよ」と言いたくなりますが低くする手立てが無いのでウインチはこのままです。
ロープにテンションを掛けていれば上手く巻きあがってくれそうな気もしますが保証は無いしーー。
確実さを求めるならシートストッパーを斜めにしてロープの出口を高くすれば良さそうですが、う~ん、出来合いのパーツなんて無いでしょうね。
急ぐ必要は無いのでどうまとめるかグラス片手にゆっくり考えてみることにします。
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