前回 June Bride Ⅲ(以下JB3)に同乗させていただいた時にはあまり風も無く出港も遅かったので短いセイリングに終わりましたが再度声を掛けていただきました、前回走らなかったのでりべんじの意味もあるんでしょうね。今度は3,4mの風の予報でしっかり走りそうです。
お誘いのLINEでスプラッシュで濡れるかもしれないのでカッパを準備しておいたがいいですよとのことだったので忠告に従いカッパを準備、念のため着替えもリュックに入れてJB3に向かいました。沿道の旗もいい感じでたなびいています。
JB3に到着した時にはオーナーの橋口さんは既にジブをセットされておられました。
今日は風が強そうなのでマイレデイ25に最初から付いていた小さめのジブにしたとのこと。
JB3に到着した時にはオーナーの橋口さんは既にジブをセットされておられました。
今日は風が強そうなのでマイレデイ25に最初から付いていた小さめのジブにしたとのこと。
さて出港、キャビンの中でスマホとカメラを引っ張り出そうとごそごそやってデッキに出たら離岸風に押されて既に岸壁を離れていました。SB2の場合はほぼ100%横風なのでこうはいきません。
早速ジブを上げて帆走開始、ジブだけでもちゃんと風上に上ってくれます。 なんと羨ましい! SB2はジブだけでは全く上らず船首が風下に落ちてしまいます。ガフリグとスループの基本的な差なんでしょうかね。 だれ腕の差だって言うのは。
ジブだけで走りながらメインセイルアップの準備、
ジブだけで走りながらメインセイルアップの準備、
さすがにメインセイルを上げる時にはエンジンの力を借りて船を風に立てての作業となりました。 はい、私はほとんど役に立っていません。
セイルアップが済んで長与の湾を出口方向に上ります。
そのまま鷹島と黒島の中間あたりを通ってパサージュ琴海の方に向かいます。
途中で長崎大学ヨット部の連中の練習風景が遠くに見えました。 今日は風も4m程度は吹いているようで波もあるのでハイクアウトの練習にはいいかもなんて思いながら眺めていました。
途中で長崎大学ヨット部の連中の練習風景が遠くに見えました。 今日は風も4m程度は吹いているようで波もあるのでハイクアウトの練習にはいいかもなんて思いながら眺めていました。
それにしてもこのJB3上り性能もいいし4m程度の風風であれば舵をあまりいじらなくても真っすぐに走ってくれるようです。
そのことを言ったら、マストの前後方向の傾きを色々試して今の形に落ち着いたとのこと。
そのことを言ったら、マストの前後方向の傾きを色々試して今の形に落ち着いたとのこと。
SB2でも試してみたいなと思いましたがガフリグでも同じことが言えるんでしょうかね?
わたしのSB2はここまで上らせると速度がた落ちなんですがJB3は結構な速度で走っています。
黒島を通り過ぎた頃にはお弁当タイムとなって練習していた長崎大学ヨット部の連中も昼飯に引き上げていきました。
この頃には少し風も弱まってお弁当には好都合、嫁さんが作ってくれたサンドイッチをもぐもぐ、「あ、写真撮ってなかった」と気付いたときには最後の一口しか残っていませんでした。 今日はパストラミのサンドイッチと鴨のスモークのサンドイッチを作ってくれたんですがこれは鴨のスモーク最後の一切れ。
お弁当が終わる頃にはパサージュ琴海近くの岩場に来たのでここでタックして舳先は空港の方に向け、都合よく風も強くなって5.5ノット近辺、時には6ノットオーバーで快走です。
SB2との比較ばかりで申し訳ないですがSB2でこの状況だったらヒール(横方向傾き)とウェザーヘルム(船が勝手に風上に向かうこと)に悩まされること請け合いなんですがJB3はヒールもさほど大きくなく走っています。
ここで6ノットオーバーのC-Map画面をキャプチャーしようとしたらC-Mapがハングアップしてしまいここまでの航跡が消えてししまいました。あら、残念!
さらに風が強くなりヒールも大きくなってきたので橋口さん「あまり大きなヒールは嫌だ」と言うことでジブとメインセイルを若干緩めて風を逃がしながらの走りに。
はい、私はこんなことやったことありません、いつも引きっぱなし。
次回ヒールが大きいときにやってみようと思いますが風を逃がすにはメインブームを出すのがいいのかそれともガフを少し下すのがいいのかはたまたブームバン(ブーム根元近くを下に引っ張っているロープ)を緩めるのがいいにかお勉強が必要ですね。
次回ヒールが大きいときにやってみようと思いますが風を逃がすにはメインブームを出すのがいいのかそれともガフを少し下すのがいいのかはたまたブームバン(ブーム根元近くを下に引っ張っているロープ)を緩めるのがいいにかお勉強が必要ですね。
快走を続けて空港が近くなったところで転舵して帰路に着きます。
ここからは追い風、橋口さんも真後ろからの風は嫌だということでクローズリーチでのコースを選択、私も賛成。
追い風でも快走は続き14時少し回った頃には長与港に帰って来ました。
前半が残ながら消えてしまいましたがこれが後半の航跡、
全行程16.2海里(30㎞)最高速度7ノット(これは揺れの影響などもあり当てにできませんがC-Mapでも6.5ノットは見ています)平均速度4.3ノットと終始快走の記録です。
前回のリベンジと言う意味もあってかお誘いいただきましたが今日は快走しっかりリベンジ、おまけにセイルトリミングなどいい勉強もさせていただき私にとっては実り多いセイリングとなりました。 橋口さんお世話になりました、また誘ってください。
無料のセイリング教室ですな、けっこう結構。マイレディはいいヨットです、私の友人も所有していたことがあってね。まあ、アナタのガフリグと比べるのがしょせん無理なんですよ、いい加減うんざりしました。でも、そのSB2ってNORA26ですか、別の味があるんですから自虐的になることはありません。そろそろそっちのセイリング記事もお願いします。
返信削除今までレストアに精を出していましたからセイリングはまだ初心者、いろいろ教わることが多いです。 マイレディは良くできたスループ艇ってこうなんだと思わされています。
削除確かにSB2(ノラ26です)のガフリグとの比較は飛行機で言えば複葉機と単葉機の比較のようなもんですから同じ性能を求めるのは無理があることは判ってはいるんですけどね。
ガフリグの良いところはマストが低くって梯子でも登れること、ブロック類の整備の時には助かりました。帆走でここがいいというのは正直まだ良く判りません。
自艇でセイリングしたいのはやまやまなんですがーーもうすこし右手のリハビリが進んだら帆を上げたいです。 それまでに2月に発注した新しいセイルが出来上がってくれればいいんですけどね。