船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2017/07/17

SB2 エンジンマウント交換

event_note7月 17, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
以前からやりたかったエンジンマウント交換やっと済ませました。
交換用のエンジンマウントは昨年の上架前に買っていたんですがマウントを交換すると芯出しが大変だよと脅されて二の足を踏んでやらずじまいになっていました。
今回は思い切って交換にチャレンジ。

 
まずはエンジンとプロペラシャフトの切り離し、カップリングの所で切り離します。
一言でいえば簡単なんですがナットが固く締っていて緩まなかったり、PSSが邪魔してシャフトが後ろ側に動いてくれなかったりでかなりの時間を費やしました。
PSSはステンレスリングが動いてくれないので仕方なくベローズ側を緩めて動かしました。

カップリングが外れたら次はエンジンマウントの止めネジを緩めてしまいます。 ただここでは緩めるだけで位置関係を保つためネジは取り外さずに残しておきます。

ここまで準備が出来たらさて取り外しと交換、、全部一度にはできないので左右片側づつの作業です。
一方だけ止めネジを抜いてしまいジャッキを使ってエンジンを犬のしょんべん状態にしてエンジンマウントの取り外し。


なんとベースを残して上側だけ外れてきました。
本来であれば一体になってなきゃいけないんですが焼き付けてあるゴムが剥離してしまったようです。
これが本来の姿です、 新品の写真を撮り忘れたので古いマウントの写真で代行します。

続いてもう一方の片側、不思議なことにこちら側は傷みが少なく剥離はしていませんでした。 
特に後ろ側はマウントをエンジンベッドへ止めているネジがきちんと締められていない状態だったためかゴムの傷みは見られません。
その代わり振動でエンジンベッドがすり減っていました。
ネジが締められていなかったのでゴムには負担が掛からないはずですよね。

エンジンマウントの交換が終わったらシャフトのカップリングを元に戻します。
穴位置を合わせてシャフトをカップリングに押し込むのですが中から引っ張っても動いてくれず、ボートステーションの松尾さんに外からプロペラを押してもらいました。 一人ではできないことも二人だと簡単、感謝です。
ネジを締める前にカップリング部分の隙間をチェックしましたが芯は有っているようで上下左右ともに同じでした。

カップリングのネジを締め付けたらやっとエンジンマウントの止めネジを締めることが出来ます。
全部のネジを締め終えた時点でプロペラシャフトが軽く回ることを確認、OKでした。

最後に緩めたPSSのベローズを締め付けて作業完了。

いやー暑い中の作業だったんでしっかり疲れました。
でもこの一年モヤモヤしていたものがやっと晴れました。
今日は気持ちよく乾杯です。


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