低回転時に油圧が上がらないのはメインベアリングの摩耗が原因と推測しますがこれはかなり高い確率で当たっていると思います。
先に交換したクランクピンベアリングもしっかり摩耗していましたしかなりの運転時間が積算されているようで、そうなるとほかのパーツ(シリンダー、ピストン、バルブ、etc)も摩耗していると考えなきゃいけません。
メインベアリングを交換するとなるとギアボックスを取り外さなきゃいけなくなってシャフトを分離して船から降ろさなきゃ作業できないように思われます。
で、どうせここまでやるならいっそのこと摩耗が考えられる部品を全部交換してしまう前提で必要なパーツをピックアップしてヤンマーさんに在庫と価格を調べてもらいました。
で、結果がこれ。
シリンダーヘッド交換まで含むフルに近いオーバーホールだとパーツ代だけで¥157,030+消費税、メインベアリングとバルブステムだけの交換でも¥30,230+消費税。
フルオーバーホールで一番値が張るのはシリンダーヘッドアッセンブリーこれだけで8万円ですからね。
ただこれだとバルブ擦り合わせなどやったことない作業が省略できるしバルブステムも新品になります。
完璧を期すとフルオーバーホールと行きたいところですがこの費用と時間を掛けて整備しても今後のパーツ補給が心配ではあります。
かと言ってメインベアリングだけでは次の故障がいつ来るかも分からないし、対処に悩みますね。
いろいろ調べている時にヤンマーさんからは「いっそのこと新品にしたら、そのほうが安全だよ」って言われてしまいました。
う~ん、新エンジンも検討したほうが良いんですかね。
ちなみに新エンジン2YM15だと定価で90万、値引いて80万くらいだそうです。ただ回転方向がYCと逆になるのでペラとシャフトの交換も必要になってきます。
しばらく悩む日が続きそうですーー、酒にしようっと。
コメントを投稿