曲がったプッシュロッドと真っ直ぐだけど傷のあるプッシュロッド、どうしようか悩みましたが安心安全には変えられないので結局両方とも新しいものに交換しておくことにしました。 私が2本購入したのでヤンマーさんに残っているのは5本だけになり、在庫が無くなったら次は作らないとのこと。「必要な方は早めに購入を」と言いたいところですが現役で動いているYS12、YCって日本に何台くらい有るんでしょうね。
プッシュロッドが手に入ったので早速取り付け、やっとロッカーアームが取り付け出来ました。
ロッカーアームが付いたら次はお定まりのバルブとのクリアランス調整、バルブシートを削ったのでクリアランスは小さくなってるはずなのに何故かクリアランスが大きく1mm以上あります。
カムシャフト、タペット、プッシュロッド、バルブと交換したので有り得ないことではないんでしょうけど 普通に考えれば摩耗している部品を新しいものに交換してバルブシートが深くなったらクリアランスは小さくなって当たり前のような気がするんですけど?
(あ、タペットは傷を砥石で削って一度手直しをしたんですが気が変わって新しいものに交換してしまいました。)
調整用のナットには舐めた跡が有ったので誰かが調整したのは間違いないんですがいい加減にやったんでしょうかね?
ま、詮索はさておき調整です、フライホイールに圧縮上死点のマークが付いているのでこれを合わせ、隙間ゲージを使って規定の0.2mmに調整しておきました。
この後はロッカーアームカバーを取り付けておしまい。
シリンダーヘッド周りはインジェクションバルブを取り付けるのみになりました。
それにしてもカムシャフトからバルブ周りの傷みはひどかったですね、この辺は部品交換の予定はしてませんでしたが結局ほとんどの部品を交換する羽目になってしまいました。
その分出費も大きくエンジンを回すたびに内部で諭吉さんたちが飛び跳ねて踊っていることになります。
ま、新しいエンジンよりは安上がりだし しっかり楽しんでいるので「ま、いいか」にします。
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