SB2 キャビネット ヒンジと扉準備中です

一度は面倒くさいから扉は諦めようと思っていた船室キャビネット、やはり中に入れたものが見えると何となく落ち着きません。もうひと頑張りして扉を取り付けることにしました。

このままだったらキャビネットというより単なる棚ですからね。

扉を取り付けるときに使いたいのがキャンピングトレーラーにも使われているキャビネットヒンジ。

表面取り付け型で細かい細工は要らないし、スプリングで扉が閉まった位置で保持してくれる便利なヒンジなんですがこれ何故か日本では売られていないんですよね。

ebayで探してみましたがほとんどは鉄にメッキを施したもので船での使用には不安が残るし送料も馬鹿になりません。

真鍮製が欲しくって一生懸命探して値段そこそこ、送料も安いというものを見つけましたが材料にはMetalと記載されているだけで鉄なんだか真鍮なんだか判りません。　業者に問い合わせたら「材料はステンレス、色は真鍮」との回答が返ってきました。

よしよしということで発注し、届いたところで磁石で試してみると強力にくっ付きます。　あら残念。

業者に再び連絡して「ステンレスだと言ったので買ったのに調べたら鉄じゃないか、返品したいので方法を連絡してくれ」と言ったら「返金するけど物は返さなくていい、好きに使ってくれ」との回答。　すぐにPayPalから返金の連絡が来て思ったより良心的な業者でした。

販売業者が現物をよく知らなかったのか、それとも確信犯で「あら、ばれちゃった」と返してくれたんでしょうかね。

振出しに戻ってもう一度ebayで材質：Brassと書かれたものを探して発注。

これはebayの返金保証付きで商品説明と違っていた時などはebayが返金してくれるというものなので変なものを掴まされて損をすることは無さそうです。

納期は3週間ほどかかるとのことなのでこの間に扉を作っておくことにしました。

材料はキャビネットに使った９ｍｍのバーチ合板の残り、少し飾りの枠でも付けてみようかとも一瞬思いましたが結局ギャレーの引き出しと同じように単なる平たい四角の板になってしまいました。

ま、何もないよりはましでしょう。　気に入らなければまた作り直せばいいだけですしね。

四角く切り出し角を少し丸めてサンドペーパーを掛け、ただいま現在塗装作業中。

気温が低くなって塗料の乾燥に時間がかかりますがヒンジ到着までには時間が有りますのでぼちぼちやることにします。