船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2021/05/16

タッカー 日、米、中、比較してみました

event_note5月 16, 2021 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
前回のシートクッション製作の記事にも少し書いていますが日本ブランド、中国ブランドのタッカーを買う羽目になってしまい結果的には我が家にはアメリカに住んでる時に買った「Stanly」(以下:米)、日本ブランド「SK11」(以下:日)、明らかに中国製なる「Jneit」(以下:中)ののタッカーと3種類のタッカーが集まってしまいました。
(ここで日本ブランドと書いたのは売ってるのは日本の会社でも作っているのは海外の会社の可能性もあるのでmade in Japan とは限らないからです。)
あまりにもSK11のものの出来がひどいのでこの3つを比較してみました。
写真は左から米、日、中の順になります。


いろいろ説明したいんですがお前の説明はいつも長いという人のために比較したまとめを先に載せておきます。

まずは価格、
StanleyはAmazon.comでの価格、その他はAmazon.co.jpでの価格で.comを除けば似たような価格です。

次は本体、
米、中はアルミダイキャスト製でしっかりしていますが、日はプラスティック製でちゃち。ま、その分軽いです。

使える弾の種類、
米はコ型のみの単機能、日、中はコ型U型T型の3種、使える弾の種類は多いに越したことはありません。ただ単機能だとそれだけに最適設計はできますね。

弾込め方法
米、中は弾押しスライダーを引くと底が全開してポイと弾を入れ、スライダーを戻せば完了。日は弾押しスライダーを引き抜いてお尻から弾を差し込んでまたスライダーをお尻から差し込まなきゃいけないので面倒です。


弾込め量
米、中はアメリカで売られている弾のサイズ(長さ)を1とすると全量を一度に装填できます。日は弾押しが押しばね方式のため圧縮されたばねの長さのため1/2の量しか装填できません。 連続して使うときには倍の頻度で弾込めしなきゃいけません。これ、装填が面倒くさいのと相まって結構大きな弱点です。


弾詰まり除去
米、中は弾押しスライダーをスライドさせるだけで中に詰まってしまった弾を取り除くことが出来ますが日はお尻の部分にあるねじを抜いて弾が入る溝の部分を取り外さないと取り除くことが出来ません。たまにしか詰まらないのであればこれでもいいのかもしれませんがしょっちゅう詰まるので凄く面倒くさいです。

残量確認窓
米:残量有無と使っている弾の足の長さが確認できます
日:何もなし、弾が出て来ない時は弾押しを引き抜いてみるしか確認方法はありません。
中:窓の大きさが最も大きく見やすいです。



強弱切り替え
打ち込む材料の硬さと弾の足の長さに応じて打ち込み強さを変えれるほうが便利ですがこの機能がついているのは中:Jneitのみです。

打ち損じ発生頻度(弾が出ない、変な打ち込みになる、弾が詰まる)
あくまでも手持ちの分の比較ですが、
米:打ち損じの頻度は低く弾込めから弾切れまでストレスなく作業ができます。コ型専用設計のためか弾をたたくストライカーの厚みが一番大きいのも効いているんでしょうね。
日:弾が出ず空打ちになるのはしょっちゅう、詰まるのもしょっちゅう、フラストレーションが溜り最悪
中:弾が出ず空打ちになることはほとんどありませんありません。弾詰まりと打ち込まれた弾の変形が頻度は少ないですが発生します。

こうやって比較してみるとSK11の製品はどの項目も最低、日本ブランドと思って買ったのが大間違いでした、この後ごみ箱行きの予定です。
安かろう悪かろうと今まで思っていた中国製が頑張ってはるかにいい出来。
コロナ対策ワクチンもそうですがこのSK11製の出来の悪さには「日本何しているんだ」と言いたくなります。
今日は日本の行く末を案じてため息交じりの1杯となりました。


2 comments:

  1. いい参考になりました。仲間にも教えてやります。それにしても・・日本の力はひどく弱っていますね。モノづくり世界一だと思っていたんですが・・。やっぱアメリカが一番ですよね。また中国の進歩がこんなところまで及んでいるとはびっくりカメラでした。みんながこのブログ見ると中国見直しますよ。中国からの輸入停めてはイカン。。イヤ、日本ガンバレ  カワシマ

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    1. そうなんですよね、皆日本の技術、モノづくりは世界一だと思ってるようですが今や幻想のようです。
      医療もアメリカに比べて10年以上遅れているようですし大学のレベルも東大ですら世界で50位、ため息が出ますね。
      国策も含めて応援が必要なんでしょうけど「日本頑張れ」

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