この船、私のところに来てから油くさい臭いとの闘いが続いてますがやっとキャビン内はそれほど気にならないレベルになりました。 ただ今でも臭いのが船尾ロッカーの中。
床の木材に浸み込んだ軽油の臭いとか、燃料タンクの外側に付着した軽油の臭い、ビルジ溜りからのどぶ臭が入り混じってるんでしょうね。ロッカーの蓋を開けるたびにこの臭いに辟易させられるので何とかならないかということで通気口を開けてみることにしました。
使うのはこの丸いプラスティック製のルーバー、どのへんに付けようか考えましたが軽油タンクに近いところで物に塞がれる可能性が低いこの場所に決定。
コンパスで円をけがいたらドリルで回し挽きのこぎりが入る穴を開けます。
下にあるぼろ布はコクピット排水口に切りくずが入らないように押し込んだものです。
穴が開いたらここを起点に回し挽きのこでせっせと汗をかいて切り取りました。
こちらが使った小さな回し挽き。(あと撮りです)やはり船体の厚いFRPはなかなか手ごわくってのこぎりがこんなに曲がってしまいました。
取り付けは丁度いいねじの持ち合わせがなかったので「ま、いいか」でシリコンシーラントだけで張り付けてしまいました。力が加わる部分でもないし外れたらその時にねじ止めを追加することにします。
で、これで完了。 あ、メガネが転がっている!
この小さな通気口でどれだけ効果があるのかかなり疑問ですが無いよりはましということにしておきましょう。
副効果としてエンジンの吸気はこの通気口からエンジンルーム後方のバルクヘッドに開いた穴を経由して確実に届くことになります。
今まではどこ経由してたんだか判りませんでしたから空気足りてるかしらと思うこともありましたがその心配は無くなりました。
副効果としてエンジンの吸気はこの通気口からエンジンルーム後方のバルクヘッドに開いた穴を経由して確実に届くことになります。
今まではどこ経由してたんだか判りませんでしたから空気足りてるかしらと思うこともありましたがその心配は無くなりました。
大したことではありませんがやはり一つ片付くと気持ちがいいですね。
ということでおいしく1杯です。
<追記>
実はこの作業 Tシャツ、短パンでやったんですがちょっとなめすぎてました。
のこぎりの作業だしそれほど切粉を浴びることは無かろうと思ってたんですが予想に反して腕とか足に切粉が付いてしまいチクチクして堪りません。(FRPの中のガラス繊維が肌に刺さるんです。)
のこぎりの作業だしそれほど切粉を浴びることは無かろうと思ってたんですが予想に反して腕とか足に切粉が付いてしまいチクチクして堪りません。(FRPの中のガラス繊維が肌に刺さるんです。)
家に帰ったら真っすぐ風呂場に直行してシャワーで流してみましたが改善せず、荷造りテープを肌に貼り付けては剥がしを繰り返してやっと収まりました。
教訓、FRPを切るときには小さな作業でも防備は十分に。
教訓、FRPを切るときには小さな作業でも防備は十分に。
せっかくソーラパネルが有るので次回の90角のファンでの強制換気を楽しみにしています。JT
返信削除確かに強制換気の手もありますね。手持ちに12Vファンがあるので考えてみますか。
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