船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/04/24

コールマン・ランタン、ストーブ健康診断 不具合対策編

event_note4月 24, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
どれも一応使えるレベルであることが確認できたランタンとストーブ類、せっかく車庫の中に広げたのでもう少しチェックをしておくことにしました。

追加チェックはチェックバルブのチェック、(チェックのオンパレードですね)。
今更言うまででもないですがコールマンのランタンとかストーブは燃料タンク内にポンプで空気を入れこの圧力で燃料がノズルから噴射されて燃焼する仕組みになっています。
チェックバルブはポンプで空気を押し込むときにタンク側からポンプ側に空気が逆流しないようにするためのもので構造はいたって簡単、筒の中に弁の作用をするボールが入れてあるだけ、ラムネの栓と同じようにボールが内部の圧力で入口を塞いで逆流を防止します。
ただコールマン自身もチェックバルブだけでは安心できないと思ったのかポンプノブを回してチェックバルブの口を閉めるエアーステムとの2重構造になっています。
下手な説明した後に図を見つけたのでこちらを見てください。


理屈はさておきチェックは簡単、ポンピングしてエアーステムを開けたままにしてポンプの空気穴を塞ぐとチェックバルブからの漏れがあればポンプを押し返してきます。
こうやってチェックをしたら他には異常は見られませんでしたがワンマントルランタンだけがじんわりと押し返して若干の漏れがあるようです。

点灯試験では特に不都合は感じなかったんですが以前買った予備が有ったのでこれに交換しておくことにしました。


交換に使うのはこの特殊な工具、これをポンプの筒の中に突っ込んでチェックバルブを回します。

交換を終わって再テスト、あら、なんと、先ほどより押し返しが大きくなっています。
予備として持っていたチェックバルブの方がリークが大きいなんてがっかりです。
取り外してパーツクリーナーで洗浄してみましたが結果は同じだったのでもともと取り付けられていたものに戻してしまいました。
若干のリークは有りますが実使用に差し支えるほどではないので「ま、いいか」でおわってしまいました。 やれやれ、骨折り損のくたびれ儲けってこんなことなんでしょうね。

チェックバルブ点検でちょっと気落ちしましたが一息ついて今度はツーマントルランタンの不安定燃焼対策開始。
それにしてもこの燃焼状態なんて表現すればいいんでしょうね?
揺らぎ、息継ぎ、喘ぎ、瞬き、ふわふわ、フリッカー、ハンチング、?、長年人間やってますがぴったりの言葉を思いつきません
もう一度動画をアップしておきますので良い言葉があればコメントください。

こんな場合は一番疑わしいのがジェネレーター、さっそく分解して取り外しました。


ジェネレーター内部の清掃をやり易くするために本体からノズル部分を取り外すとクリーニングロッドの先端が出てきます。昨日までは「これ何?」って感じでしたが今日は少し賢くなって「ああこれね」で済ますことが出来ます。 いくつになっても進歩はするものですね。


内部とノズルをキャブクリーナーとパーツクリーナーで洗浄すると洗浄液は黒い粉交じりの茶色になって出てきます。

よしよしこれは期待できそうと組み立てて点灯試験をしましたがけっかはNGで全く改善されていませんでした。 がっかり😞

こうなったら荒療治しかないねということでバーナーで炙って内部に溜まっているだろうと思われるタールを焼いてしまう作戦に変更、手持ちのバーナーで炙ります。
暫くすると内部のタールが分解したのかガスが出てきて火が付きました。
このままバーナーで焼き続けても良かったんですが均等に炙ったほうがいいよねと思いカセットガスコンロに変更して炎が出なくなるまでしっかり炙りました。

ま、今思えば最初からこうすれば良かったんですけどね。

炙ったジェネレーターが冷えたところで念のためパーツクリーナで内部を洗浄して再組立て、あまり期待せずに燃焼試験を行いましたが、結果は大成功。
ある程度の揺らぎは有りますがほぼ安定した燃焼になりました。

これで健康診断と不具合対策は完了、どれも問題無くちゃんと動いてくれる状態になりました。
一時期はオークションに出して売り払ってしまおうと思った時期もありましたがこうやってメインテナンスすると愛着が出てきて手放せなくなってしまいます。
今度はトレーラーじゃなくテントでのキャンプでも計画しますかね。


2 comments:

  1. 私もほぼ同じものを使ってましたが、今や、全て手放して、一つも残ってません。
    マントルの灯りが懐かしい。
    次回、使いましょう!

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    1. 手入れをすると愛着がわいて手放しづらくなってきますね。
      やはりマントルの灯りは焚火と一緒でなんだか心が落ち着きますね。
      次回使いましょう。

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