SB2 黒島まで秋晴れの下思い付きセイリング

今日は朝からお天気、ただお天気が良すぎて風の予報は0～１m/s　これでは帆走は無理と諦めて嫁さんに頼まれていた庭に敷くブロック板を買いにホームセンターまで行きました。

この時軽トラの荷台には車庫で邪魔ものになっている簀子が。

その心は帰りに船に寄り道して船首側キャビンの床下に積み込んでいる5Lペットボトルの荷崩れ対策に使えないか様子を見るためです。

ホームセンターへ向かう途中、道路わきに立てられている客寄せ用の旗がなびいています、

「ん、風あるやん」。

買い物を済ませ船に来たらそこそこにいい風が吹いていて風速計の読みは２mちょいで時折３m/sの表示も。　「う～ん、もう少しでお昼だしどうしよう」なんてちょっと悩んだんですが船を出すことに決定。　急いでジブをセットしてエンジンを掛けて出港です。

で、ここで失敗。　行って来い係船の帰りのロープを吊るしているフックを1つ外し忘れていてこれに引きずられて危うく近くの船と絡んでしまいそうになりました。　ドジ！

これです。

四苦八苦したもののなんとか体制を立て直しペラにロープを絡ませることも無く無事出港できました。

いつも外したフックを数えて（４個あります）「１、２、３、４、よし」なんてやってるんですけど今日は気が急いていたのか確認を怠っていました。

教訓、指差し呼称は忘れずやりましょう。

港から出て赤灯台を過ぎ、走りながらメインセイルをセット　セイリング開始です。

取敢えず目標は黒島。

北からの向かい風ですがクローズホールドで３ノットほどで走ってくれます。よしよし、こう来なくっちゃ。

帆走が落ち着いたところで遅いお昼、予定にない出港だったので泡の出る飲み物もお弁当もありません。　お湯を沸かして船に積み込んでいたカップ麵でのお昼となりました。

このカップ麺、春頃に積み込んだような気がしますが賞味期限はとっくに過ぎていました。

ま、それなりに美味しかったですけどね。

カップ麺をすすっているうちに黒島に近づくと何やら船が居て作業中、クレーンで網を持ち上げているのでどうやら生簀の設置中のようです。

この中央の自走出来ないと思われる作業船は去年の冬にも来ていたので冬の間だけここで何かをやっているようです、

黒島の西側を回る予定だったんですが風が弱くなり速度ダウン、舵が効かないので船が勝手にタックしてくれたんで仕方なく舳先を二島の方に向けました。

このまま二島を回ってもいいかなと思ったんですが速度は２ノット近辺、回っていたら日が暮れてしまいそうです。　

黒島と二島の中間まで来たところで諦めて黒島だけでも回って帰ることとしてここで反転。
黒島の北側を回った所から追い風、クオーターリーで走りますが風が弱くなっているのでゆっくりゆっくりの走りです。

時間も遅くなってきたのでここでエンジンを掛けて走りながらセイルの片付けとなりました。

午後４時過ぎには無事着岸、今日の航程はこれ帰路の途中で行ったり来たりしているのはメインセイルの片付けのため風に立てて走った部分です。

港で急に思い立って船を出し後半こそ少し物足りない走りでしたが秋の日差しの中でのんびりゆっくりの気持ちの良いセイリングとなりました。

＜追記＞

今回も帰港した後エンジンマウント取り付けねじの増し締め、前回増し締めした左舷側は今回はしっかり締っていて回せず緩みは見られませんでした。
前回締めなかった右舷側は少し回ったので回せなくなるところまで締めておきました。

このまま落ち着いてくれれば良いんですが。