トレーラーの車検から戻った時点でコネクターからのGround(アース)線を大幅強化しましたが今度は電磁ブレーキの修理のため床を持ち上げているのでいい機会だから一緒にバッテリーのマイナス側をシャーシに落としてシャーシアースを取ることにしました。
マイナス側電気抵抗の低減による走行充電の強化と2個あるトレーラーバッテリー間の接続抵抗低減を目指しています。
このトレーラー110Ahバッテリーを2個積んではいますが重量バランスのために離れた位置に在ってインバーターで電子レンジを動かすときなど大電流が流れる時にはインバーターに近いバッテリーと遠いバッテリーで電流分担に大きな差が出ます。
以前この分担を出来るだけ半々に近づけようと電線を追加しましたがこの結果としての分担率は63%:37%、これをシャーシアースを取ることでどの程度改善出来るかやってみることにします。
バッテリーから20sqの電線を床下に通してシャーシーに繋ぎます。 接続はシャーシーに6mmのタップを立ててねじ止めしました。
No.1 バッテリー |
No.2 バッテリー |
さてインバーター動作時の電流分担はどうなったでしょうか?
インバーターのスイッチを入れると無負荷時のアイドリング電流は1.6A、結構食ってますね。電子レンジ700Wのスイッチを入れるとインバーターへの電流は129.7Aに跳ね上がります、
インバーターのスイッチを入れると無負荷時のアイドリング電流は1.6A、結構食ってますね。電子レンジ700Wのスイッチを入れるとインバーターへの電流は129.7Aに跳ね上がります、
これに対してNo.2バッテリーからの電流は53A、
この値から計算すると電流分担率は、
No1:No2=59%:41%
シャーシーアース追加前は
No1:No2=63%:37%
でしたから若干ですが改善されていることになります。
No.1バッテリーとインバーター間の距離がNo2バッテリーの距離に対して圧倒的に短いですからこれ以上の改善は無理でしょうね。
以前から気になっていたヘッドとトレーラー間ひいてはバッテリーまでののGround線の強化も出来たし電流分担率も40%を超えたしこれで良しとしましょう。
電磁ブレーキも修理完了、アース強化も完了、気持ちよく1杯飲めます。
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