口之津で船飲みセイリング ４日目 口之津ー野母崎

昨夜は少し遅かったので今日は少し遅い目覚め、といっても７時半くらいです。
スマホのLINEには山崎さんから「５時に目が覚めたから先に帰ります」との連絡が入ってました。
朝の用事は綺麗なフェリーターミナルで済ませて朝食の準備、と言ってもコーヒーを入れるのとインスタントスープ用のお湯を沸かすだけですけどね。

山本さんにSB2に来てもらい、山本さんから差し入れの米粉パン、嫁さんが準備してくれていたキャベツとキューりのマヨネーズサラダにコーヒー、牛乳、野菜ジュースで 朝食です。
末續さんはマヨネーズであえた野菜は苦手と言うのでカップ麺となりました。

９時頃フェリーターミナル内に在る市役所の出張所が開いた頃を見計らって係船の手続きを行いました。
このまま手続きなしで出ても問題無さそうな感じでしたが「あの船手続きせずに出て行っちゃったよ」と後ろ指差されるのも嫌だし、せっかく市が準備してくれているビジターバース、出来るだけ多くの利用記録が残ったほうがいいよねと言うことでちゃんとやることにしました。ま、これが当たり前のことですけどね。
この時点での支払いは無く後日振込用紙が郵送されるそうです。

燃料タンクに携行缶から給油を済ませ空になった携行缶は山本さんに押し付けて引き取ってもらいました。　山本さんにお願いして昨日あまり食べれなかった奥さん手作りの高野豆腐の煮物を分けてもらいました。　今晩のおかずにする予定。

そうこうするうちに出航を予定していた10:00になったので名残惜しいですが山本さんとお別れして出港です。
港の中に居た時にはそれほど風は吹いていないように感じたんですが港口まで行くと結構な風、ただ今日は追い風です。

早崎瀬戸もこの時間は追い潮で難なく通過、潮のおかげで7ノットを越えました。

早崎瀬戸を過ぎたところから機帆走をしてみようと思いますが風は真後ろから、メインセイルのハンドリングに苦労しそうな気がしたのでジブだけを上げてみました。

機走で風に近い速度で走ってるのでなんとなく開いてるといった感じでどれだけスピードアップに寄与しているのか疑問。

それでも追い風、追い波のおかげで気持ちよく走ってくれて速度は６ノット近辺。

エンジンも順調に回ってくれているので音響解析で回転数を算出してみたら1,740rpmでした。　これくらいの回転数がストレスも無く一番気持ち良く走れます。

樺島沖まで来ましたが沖からは切り立った岩に海蝕で出来たと思われる洞窟のようなものが見られます。

あの洞窟どうなってるのかな？なんて思っていたら前方からジェットスキーの大群、　まず２グループが走ってきて16艘ほど、この洞窟の前で止まってしまいました。
洞窟探検やるんでしょうかね？

この後樺島を回った辺りでも向こうから８艘ほどのジェットスキーが走ってきましたから２４艘ほど集まったことになります。

樺島、野母崎と回り15:40頃には野母崎港に到着、再びNomon長崎脇の桟橋に船を着けました。

早く着いたのは良いんですが特にやることも無いので末續さんはお昼寝、私はビールとなりました。
５時ころにはのもん湯へ、風呂でリフレッシュしたあとは食事となりますが宴会の残りとか嫁さんが持たせてくれてまだ食べていない食材が有るので「船で食事しましょう」と提案したものの末續さん風呂に付属している食堂のちゃんぽんが食べたいとのこと。
お付き合いしなきゃ悪いかなとおもいつつも私は船で食事することにしました。
宴会で残ったナチョス、山本さんから頂いた高野豆腐の煮物、など在りますからね。
末續さん、お付き合いしなくってごめんなさい。

食事をしながら明日明後日の天気予報をチェックしますが明日までは良いものの明後日は傘のマークが出ています。　雨量を見るとさほどではないのですが出来れば避けたいところ。

明日のうちに帰着できるか検討すると　針尾瀬戸の潮止まりが15:00なので潮止まり30分ほど前に通過出来れば暗くなる前に時津に着くことが出来ます。
予定通りに面高泊にするか、針尾瀬戸を抜けて東針尾港泊にするか、一挙に時津まで帰るかの選択肢が在りますが後ろ2つのプランは針尾瀬戸の潮止まりに合わせなきゃいけないので早く出発をして面高港入口到着時刻、針尾瀬戸を抜けた時点での時刻でプラン選択することにしました。

食事を終えて帰って来た末續さんにこの話をすると「東針尾港にも泊まってみたいけど船長判断に任せます」とのこと。
そうなんですよね、新米とは言え私も一応船長ということになるんですね。

末續さんは少しお疲れなのか8時過ぎには寝袋に潜り込まれて就寝、私は焼酎のお湯割りを舐めながら時間をつぶして11時前くらいに寝袋に入りお休みなさいとなりました。

で、これが本日の航程

距離：28.23nm  時間：5ｈ