船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2025/03/31

ホンダリード110 バッテリー交換ついでに他もメインテナンス

event_note3月 31, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
嫁さんのテニスコートへの足ホンダリード110、週に2度ほどしか動かさないので買ってから14年半経つのにまだ7900Kmほどしか走っていません。滅多に動かさないのでメインテナンスもさぼりがち。
ある朝テニスに行こうとしていた嫁さん「なんか変な音がしてエンジンがかからない」と言ってきました。確かにスイッチを入れると前の方からジジジジと変な音がしてセルモーターも回ってくれません、どうやらバッテリー電圧が下がって電磁リレーが騒いでるようです。

2025/03/27

マイコンのお勉強 マイコンテストキットを船に持ち込んでテスト

event_note3月 27, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
パルス入力からLCD(液晶表示器)に回転数を表示するとこまで進んでいたArduinoのテストキットを船に持ち込んで発電機取り付けの回転数検出器と組み合わせてみることにしました。
船の中で広げたのはこんな感じ、結線した回路図などは割愛します。

これでエンジンを掛けて表示を見てみると表示がすこしふらふらしますが中を取ると930RPMくらいの表示


ここで同時に音響解析から回転数を計測するとなんと930RPM

なかなかいいじゃないかと思いながら悦に入って今度は回転数を落としてみると、あれ回転数が落ちているのに表示回転数は大きくなっています。あれ何で?

Arduinoのプログラムが悪いのか回転数検出器の問題なのか検出器からの波形をオシロスコープで見てみると回転数が落ちてバルス間隔が広がらなきゃいけないのに逆に狭くなる場合があって検出器に問題があることが判りました。

この発電機取り付け型回転数検出器は巡行時の回転数を検出するには使えそうですが低回転時に出力が不安定になるのでガバナーの制御には不向きなようです。検出器内部でソフト処理しているところに問題が在るんでしょうね。
と言うことでエンジン回転数検出は振出しに戻ってしまいました、残念。
途中でソフト処理が入らない極単純な検出器を使うのが正解なようです。
取付が面倒ですが光電式センサーにに戻りますかね。

C-MapとNew Pec Smart間航海計画移動方法

event_note3月 27, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
C-MapとNew Pec Smart間の航海計画データーの移動の話ですが「な~んだそんなもの知っててとっくにやってるよ」と言う方には時間の無駄なので読み飛ばしてください。

C-MapとNew Pec Smartどちらもお世話になっていますが一長一短。
C-Mapはサブスク料金は安いし表示画面もシンプルで見やすいので良く使っていますが海外のソフトなので日本内の細かい情報(港湾内、定置網、など)を表示するのは苦手。
NewPecSmartに比べて良い所は速度表示と進路角度表示が大きくて見やすいことと航海計画を立てる時に出発点と目的地の2点を入れれば自動でお勧め航路の線を引いてくれます。
ちょっとマイナス点は動作が若干不安定なこと、固まってしまったり起動できなくなったりと言うことも良く経験します。こんな時には再インストールすることになりますがネットが使えない環境だとどうすることも出来ません。

それに対してNew Pec Smartは法定備品の海図として認可を受けていること、お釣りがくるくらいに細かい情報準備されがていて港湾の情報(Sガイド)も豊富。
嬉しいのは最近追加された沿岸5マイルの境界線表示、私の船は沿岸登録なので初めてのエリアを走る時にはうっかり航行区域違反となるのを防止してくれそうです。
情報が豊富な分初めて行くところでは大きな武器になってくれそうですが速度と進路表示がちょっと小さすぎて見ずらいです。
一番不満に感じるのが航海計画、C-Mapのような航路自動作成の機能が無く出発地点から目的地までポチポチと点を打って繋いでいく必要が有ります。動作の安定性と言う意味ではまだ不具合を経験したことはありません。

この二つの長短を埋め合わせるのに両方のアプリを走らせておいて状況に応じて画面を切り替えるというのが一番良さそうなんですがそうなると欲しくなるのが両方に同じ航海計画を入れておくこと。
C-Mapで航路の自動作成をさせてこれをNewPecSmartに移植できれば最高なんだけどと思いながら両方のアプリを保持保持していたらいい方法が見つかりました。

はい、またしても長い前置きになりましたがここから本題です。ここからも少し長いので休み休み読んでください。

先ずはC-Mapで航路を作成するところから、例として時津から壱岐の郷ノ浦までの航路を引かせてみます。

C-Mapのホーム画面でRoutesをクリック

今まで作ったルート一覧の下にある新規作成ボタンをクリック

出発点と目的地入力画面に移行するのでStarting Pointをクリック
すると下の画面に移行するので海図を拡大して出発点にターゲットマークを合わせてSave Starting Pointをクリックして保存、出発地は時津です。

今度はSelect destinationをクリックして先ほどと同じように海図で目的地を選んで保存、ここでは壱岐郷ノ浦のビジター桟橋を選んでみました。

目的地を保存すると自動的にCreate routeの画面に映るのでCreate routeをクリックすると自動的にルートを作成してくれます。



で、作成してくれたルートがこれ、
どういうアルゴリズムで算出してるのか判りませんが港への進入方向も示してくれます。」偉い!


縦にポチポチが3個並んだ部分をクリックするとRename が出てきますのでこれをクリックしてルート名を変更します。


この画面でルート名を入れて「Save」をクリックすればルート作成は完了です。

ごめんなさい、ルート作成が長くなってしまいましたね。やっとここからが本番C-MapからNewPecSmartへのルートデーター移行です。

Routes一覧を表示すると今作ったルート名が表示されますからこれをクリック

ルート詳細が表示されるのでMoreと書かれた縦に3つ点が並んだものをクリック

このルートに対する作業のメニューが表示されるのでExportを選択

ここでGPXファイルが作成されて下の方に送り先の一覧が表示されますが私の場合はメールを選択して自分から自分に送ることにします。


メールをクリックするとメール作成画面が現れますので宛先は自分にし、件名などは分かり易いものを記入して送信

メールの送信が終わったら今度は受信箱を開いて送られてきたメールを開き、添付されたファイルをクリック

ファイルをタップするとこのファイルを開くためのアプリの候補が出てきますからここでNewPecSmartを選択してクリック。
この時に1回のみを選んでおいた方が後々のために良さそうです。

これでNewPecSmartが起動してインポートの画面が開きますので取り込みをクリック

これで取り込みは完了したのでNewPecSmart画面の左上の三マークをクリックしてメニューを開き航海計画の計画管理を選びます。

で、この航海計画一覧に取り込んだ計画が表示されていれば移動完了です。

この計画をクリックするとはいC-Mapで作成した航路がそのまま表示されます。

これで目出度くC-MapとNewPecSmart両方に同じ計画が表示されることになりましたがNewPecSmart側で航路に変更を加えた場合など今度は逆方向に送りたいケースも出てくると思いますがこの場合も操作方法はほぼ同じ
航海計画一覧で送りたい計画を選んで計画詳細画面を開き右上にあるアップロードマークをクリックします。

どうやって送るかを聞いて来るので今回もメールを選択、

先ほどと同じように自分から自分にメールを送り添付されたふぁおるをクリックして今度はC-Mapで開くを選びます。


今度はC-Mapが自動起動し下のような取り込み画面が開くのでInportを選択するとRoutesに追加されます。

これでC-MapとNewPecSmart間で航海計画の共有が出来るようになり両方を走らせておけば状況に合わせて表示するアプリを選択できるようになります。
ま、何と言っても最大の利点はC-Mapの航路自動作成で作ったものがNewPecSmartに移植できるってことですけどね。

今回はLINEが搭載されていないタブレットなのでメールを使いましたがLINEが搭載されていればLINEでもこのGPXファイルを送ることが出来ます。メールにしろLINEにしろグループの皆さんに送り共有することも可能ですから連れ立ってのクルージングなどでは便利に使えそうです。


2025/03/24

軽トラ(ハイゼット)冷却水交換 (3/27 注入工程を書き足しました)

event_note3月 24, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
私の日常の足になっている軽トラ(ダイハツ・ハイゼット)、今年3月が車検の時期だったのでユーザー車検を受けました。 車検自体は何の問題も無くクリアしていたんですがやり残しがエンジンオイル、ブレーキオイル、LLC(ロングライフクーラント)の交換。
エンジンオイルは軽トラを買ったところで無料交換をしてくれるのでここに車を持ち込みエンジンオイル交換とブレーキオイルの交換をやってもらいました。
で、最後に残ったのがLLC交換、これだけは自力でやることにしました。

準備したのがこれ、いつものホームセンターで購入したんですが謳い文句には「全量交換で4年間もしくは10万㎞まで交換不要」と記載されています。
ハイゼットのマニュアルには冷却水量は4.1ℓと書かれていたので2ℓボトルを2個購入しました。

冷却水の交換手順は助手席シート下に表示されています。

この指示に従って先ずはラジエターキャップを外し、

次はラジエターのドレンコックを外します。
このコック、運転席側に在るので運転席側シートを跳ね上げて手を入れてみましたが邪魔物が多くドレンコックを回すのは無理、結局下側から回すことになりました。
先ずはハンドルを左一杯に切り空いた空間に上体を滑り込ませてコックを回します。指だけでは回せなかったのでスクリュードライバーのお世話になりました。


このドレンプラグを外したらエンジンヘッドに在るエア抜き用のドレンコックを緩めます。

ラジエターから冷却水が出なくなったところでプラグを取り付け、この際と言うことでリザーブタンク内の冷却水は100均ポンプで抜いておきました。


これで指示されたとおりに冷却水を抜いたんですが抜けた冷却水はどう見ても4ℓもあるようには見えません。

念の為に塗装用のカップを使って測ってみたらリザーブタンクの分を合わせても1.6Lしか有りませんでした。

抜き方が悪かったのかなと思いダイハツさんのサービスに電話して訊ねてみましたが「2Lくらいのもんですよ」とのこと。どうやらこの量で正解のようでひとあんしん。
結局エンジン内とか暖房用の熱交換器とかに沢山残るようで全量交換とはならずやはり車検ごとに交換するしかなさそう。 残念!

新しいLLCの注入はラジエターの口が低いところにあるのでペットボトルを切ったものを漏斗にして行いました。
エンジンヘッドのエア抜きから冷却水が溢れてきたところで注入をやめてエア抜きを締めておきます。

この後リザーブタンクにも既定の線まで新しいLLCを入れて注入完了です。

交換が終わったので古い冷却水を廃棄しなきゃいけません。 以前使った水凝固剤がどこかに在るはずなので探しても見つからず仕方が無いので紙製の猫砂に浸み込ませて燃えるごみで出すことにしました。



これで冷却水の交換は終了、使わなかったLLC一缶はホームセンターに返品となりました。

オイル類も交換したしLLCも交換したし次回車検までは安心して乗れそうです。


2025/03/23

空港往復 久々のヒール25度越えの走りでした

event_note3月 23, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

 このところ寒かったり強風注意報が出るほど風が強かったりで船を出せなかったんですが今日は一日お天道様マーク、風予報も3m後半となかなかいい予報です。

きっと他のヨットも出てるよねと思いながら嫁さんが作ってくれたサンドイッチを持って船に行きました。

港では今までの北風と違って南風、温かいのでTシャツの上にベスト型救命胴衣を着けての準備。 ジブの準備が終わったら離岸ですが風向きが違うので舫を解く順番も変わります。
離岸したら今までの北風だったら赤灯台に向かいながらメインセイルを上げるところですが南風だと追い風になるのでそうはいかず一旦機走で赤灯台を過ぎてから反転、南風に船を立ててのセットとなりました。
メインセイルのセットが終わったところで再度反転して帆走開始です。

とりあえずセイルセットの成り行きで鷹島方向に走り始めましたが堂崎に向けそうな位置まで来てジャイブで方向転換、右斜め後ろから風を受けてクオーターリーで堂崎を目指します。
この走り方真追っ手にならないようにと結構気を遣います。

この辺りまで他の帆影を見かけず誰も出てないんだと思っていたら二島の北の方に帆影発見、双眼鏡を引っ張り出して見てみますが遠すぎてどんな船なのかも良く判りません。
でも橋口さんのJB2とは少し違うようです。

誰だろうなと思いながら堂崎観音通過、風具合も良くクオーターリーで5ノットオーバーです。 これに気を良くしてこのまま空港まで行って飛行機を見ることにしました。

空港に近づくにつれて徐々に風が西からに変わってくるのでこれに合わせて船の向きを変えていたら津水湾の方向に入ってしまいました。
先ほど見かけたヨットも後ろに近づいてきて津水湾の方向に向かっています。

どんな船かなと思って写真を撮ってみましたが目いっぱい引き延ばしてもこんな感じで良く判りません。雰囲気的には船外機船に見えるんですけどね。

私の方は津水湾入り口辺りで一旦タックして誘導灯に近づいたところでヒーブツーで船足を止めて飛行機を待ちながら少し遅めのお弁当タイム、今日はゆで卵とピクルスのサンドイッチと豚のタンスモークサンド。 合わせる飲み物はアサヒの青い缶ノンアルコール。
これ少しお値段が高くってビールに一番近いとの売りですがやはり本物の方がいいですね。



もぐもぐやりながら飛行機を待ちますが今日は南寄りの風で私がいるところは離陸コース、前触れもなくいきなり飛び上がってすぐに小さくなってしまうのでなかなかいい写真が撮れません。
お弁当も終わって帰りは上りと考えるとそうゆっくりもしておれなしヒーブツーを解除してタックを2度繰り返して二島、黒島の北側方向にクローズホールドで上ります。

形上湾の方向まで走ってタック1回で時津港を目指す作戦、タック下手ですからね。
風も強くなってきて久々にヒール(傾き)25度近辺時には30度近くでの走りとなりました。


このSB2さん、足が遅いのでこれでも速度は4ノット台、速度を求めた船じゃないことは理解していますがもう少し走ってくれたら嬉しいんですけどね。

ず~っとクローズホールドで走りましたが風向きの変化に合わせて船の方向を変えたら結果的に詩島辺りでタックすることになりこんな扇形の航跡になりました。

この後も南からの風をクローズホールドで上り赤灯台までここで機走に切り替えて港に向かいながらセイルの片付け。そのまま無事着岸となりました。
いいお天気の中のんびりお弁当と思っていたんですが予想以上の風で久々にちょっとスリリングな走りとなりました。
先輩諸氏にはそんなもん序の口だよと言われそうですが私にとってはこれでも十分刺激的です。
で本日の全航跡、