今までの経緯からエンジン起動時に油圧警告灯が消えないのはオイルフィルターの目詰まりとオイル自体のカーボンでの汚れが原因らしいことは判ってきました。
トラブル発生時の対処方法はオイル交換とオイルフィルター清掃ですがとりあえずと言うことであればフラッシングオイルを使ってオイルが回る状態にしてオイルフィルターの目詰まりを解消して新しいオイルと交換と言う手も使えそうです。
ただフラッシングオイルを投入した後は油圧が回復したとしてもエンジンに負荷は掛けれないのでフィルターの清掃をやるやらないにかかわらずオイル交換を済ませるまでは船を走らせることは出来ません。ということは一旦海の上で油圧トラブルが起きれば漂流するかエンジンを壊す覚悟で走るしかないことになります。
どちらも御免こうむりたいので海の上でオイル交換がいつでも出来る準備をしておくことにしました。
作業の手順を考えると必要なものは、
1,フラッシングオイル
2,オイル抜き取り用ポンプ
1,フラッシングオイル
2,オイル抜き取り用ポンプ
3,廃オイル受け容器
4,オイルフィルター洗浄用パーツクリーナー
4,オイルフィルター洗浄用パーツクリーナー
5,予備オイル
6,オイル注入用ポンプ
で、準備したのがこちら
1,フラッシングオイル
今まで何度も使っているピットワークのクイックフラッシングオイルを準備しました。
トラブル対策としては1缶だけでも良いところですが定期的なオイル交換時もフラッシングしておくことにして少し余分に購入しました。
2,オイル抜き取り用ポンプ
いつも使っているポンプ式であれば廃オイル容器も兼ねるのでこれが良いかなと思ったんですが大きいので何処に収納しておくかが問題、それともう一つ考慮しなきゃいけないのが抜き取りに要する時間、シュポシュポとポンプを動かしてから全部抜けてくれるまで結構な時間がかかります。海の上であら困ったというときにはあまり時間を掛けたくないので電動ポンプを準備することにしました。
中華製ですが2千円ほどの値段で売っていますのでネットで購入。
トラブル対策としては1缶だけでも良いところですが定期的なオイル交換時もフラッシングしておくことにして少し余分に購入しました。
2,オイル抜き取り用ポンプ
いつも使っているポンプ式であれば廃オイル容器も兼ねるのでこれが良いかなと思ったんですが大きいので何処に収納しておくかが問題、それともう一つ考慮しなきゃいけないのが抜き取りに要する時間、シュポシュポとポンプを動かしてから全部抜けてくれるまで結構な時間がかかります。海の上であら困ったというときにはあまり時間を掛けたくないので電動ポンプを準備することにしました。
中華製ですが2千円ほどの値段で売っていますのでネットで購入。
3,廃オイル受け容器
最初は空になったエンジンオイル4リットル缶を準備しようと思いましたがこれも場所を取るので考え方を変えて清水容器に使っている5リットルポリタンを使うことにしました。
焼酎が入っていた5リットルペットボトルを清水用に使っていて常時6本ほど船に搭載しています。 トラブル発生時にはこの1本を空にして廃オイル受けに使うことにすれば余分な場所は取りません。
最初は空になったエンジンオイル4リットル缶を準備しようと思いましたがこれも場所を取るので考え方を変えて清水容器に使っている5リットルポリタンを使うことにしました。
焼酎が入っていた5リットルペットボトルを清水用に使っていて常時6本ほど船に搭載しています。 トラブル発生時にはこの1本を空にして廃オイル受けに使うことにすれば余分な場所は取りません。
4,オイルフィルター洗浄用パーツクリーナー
これは単純にパーツクリーナーを買ってきて搭載するだけ。
5,予備オイル
港脇の漁協から大漁オイルスーパー#30を買ってきました。
港脇の漁協から大漁オイルスーパー#30を買ってきました。
6,オイル注入用ポンプ
別にポンプで無くても漏斗があればオイル缶から直接注入は出来ますがポンプを使ったほうがスマートに周りを汚さずに作業が出来そうです。
このポンプで無くてもオイル抜き取り用のポンプを逆方向に使うことにすればことは足りそうですが念のために準備。
別にポンプで無くても漏斗があればオイル缶から直接注入は出来ますがポンプを使ったほうがスマートに周りを汚さずに作業が出来そうです。
このポンプで無くてもオイル抜き取り用のポンプを逆方向に使うことにすればことは足りそうですが念のために準備。
ここまで準備したら後は収納してしまうだけなんですがやはり気になるのは電動オイルポンプ、何と言っても中華製ですからね。
いざ使おうとして「あら、動かない」となってくれても困りますからテストをしておくことにしました。
いざ使おうとして「あら、動かない」となってくれても困りますからテストをしておくことにしました。
先ずは吸出し側ホースがちゃんとエンジンの底まで行ってくれるかどうかのテスト、サイズ的には今までのポンプ式ものはΦ5.6mm、今度の電動式はΦ6mm、問題は無さそうですが差し込む際途中に段があるので念のため確認これは問題無くクリアー。
次は動作テスト、これは船の上ではやり辛いので家に持ち帰ってやることにしました。
準備をしてスイッチを入れてみまたら一応吸い上げてはくれますが出口側は空気が入って泡だらけ、出てくるオイルは小さな気泡が混じっていて量もほんの少しづつ。
う~ん、これって使い物になるんでしょうか? 常温のちょっと固めの15W-40と言うこともあるんでしょうがちょっと心配。
う~ん、これって使い物になるんでしょうか? 常温のちょっと固めの15W-40と言うこともあるんでしょうがちょっと心配。
今度入れた大漁オイルスーパー#30と今までの15W-40の常温での流動性はほぼ同じですからね。
心配なのでネットで調べてみたら同じオイルポンプを使ってオイル交換をやっている動画がいくつかユーチューブにアップされていて結構早い速度で吸い上げています。
どれも暖機運転をして吸い上げていますのでオイル粘度は下がっているはずなので順調に吸い上げているんでしょうね。
どれも暖機運転をして吸い上げていますのでオイル粘度は下がっているはずなので順調に吸い上げているんでしょうね。
私の場合を考えるとーー、
まずフラッシングオイルを注入しますからこれでオイル粘度はかなり下がります、次にフラッシングのため暫くエンジンを回しますから少しはオイルの温度も上がりここでも粘度は下がるはず。
と言うことで今回のテストよりはもう少し吸い上げてくれることは期待できそうです。
せっかく買ったものだし時間は掛かっても吸い上げてくれることは確認できたので船に積んでおくことにしました。
オイル交換に要する時間はポンプの働き次第ということになりそうですが海の上でオイルが回らないと事態になってもなんとか出来る準備はできました。
ま、これを使う機会が来ないことが一番なんでお祈りしながら1杯やることにします。
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