昨日はボルトとナットで押し広げてみようとして歯が立たなかったラダープーリーの分離、
さて次の手はということでバーナーを使って温度を上げてくさびを打ち込んでみることにしました。本体はアルミでボルトはステンレス、熱膨張係数はアルミは23x10-6乗、ステンレスは11x10-6乗くらいですから温めれば隙間が広がって抜けてくれるかもしれません。
平たく言えば焼き嵌めの逆ですね。
ということでキャンプで焚火の着火に使っているカセットガスバーナを持ち出しました。
ガスバーナーに点火して加熱開始、どの程度の温度になってるのか知りたいので放射温度計も持参しています。 あ、写真は着火前です。
物が大きくアルミですぐ放熱してしまうためなかなか思ったように温度が上がってくれません。
やっと140℃くらいまで上がったところで大きなバールを隙間に叩き込んだら、お、少しですが動いてくれました。
もう少し温度を上げたいと追加でカセットコンロも引っ張り出して下からと上からとの両面加熱、これでも屋外の冷たい風の中なので170℃くらいまでしか上がってくれません。
それでもバールを叩き込んだらやっと5mmほどに隙間が拡大してくれました。
でもここまで、これ以上は開こうとしてくれません。
ならばボルト1本1本にショックを与えながら抜いてみようと別のボルトをたがね代わりにしてハンマーで叩いてみます、これでもかとたがね代わりのボルトが変形するほど叩いても進展なし。
そうこうするうちに自分の親指を力いっぱい叩いてしまいました。
けが防止にと皮手袋で作業してたんですが皮手袋の縫い目から血が落ちて来て手袋を外してみたら大きく切れています。
キャンピングトレーラーに備えていた救急絆創膏で応急手当を行いましたがこの時点で戦意喪失、今日はここまでにして片付けを済ませ帰宅となりました。 (;´д`)トホホ
今日はこの後17時から久山港で「キャビン夜話会」船飲みです。
飲んで怪我した指が痛まなきゃいいんですが。
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