扉の乾燥をしようとして動かなかったエアコン、応急運転で冷房にすると室内機は運転してくれますが、室外機は音無しの構え、ファンもコンプレッサーも回っていません。
基板のチェックをしてみようと蓋を開けてみると状態チェック用のLEDも点いていません。
ヒューズは飛んでないし、電源電圧をチェックするとゼロ状態。
どうも悪いのは室内側のようです。 室内側の制御基板の上に室外機への電源をON/OFFするリレーが乗っていますがこいつが動いていないようです。
確認のためカバーを外して制御基板を引っ張り出してスイッチを入れてみるのですが、どうもちゃんとした状態でないのが気に入らないようでアラームが点滅してまともな動作モードに入ってくれません。
故障箇所の確認が出来ないけど、この基板と決め撃ちで発注をかけることにしました。
最近の電子回路はマイコンやらICが多くて自分で簡単に動作を追うことが難しく、エンジニアでなくチェンジニアに徹することにします。
待つこと数日、頼んでおいた制御基板が届いたので交換してみます。
ちょっとてこずりましたが交換完了、自信満々でスイッチON, 室外機が動いていることを期待して室外機を見に行ってみると、???、
あれ、また動いていない。
電源電圧を見てもゼロのままです。
室内側は交換したので電圧がなければおかしいのですが?
室内側と室外機の導通をチェックしても問題はないし、そうこうしてるうちに室内機のカバーにトラブルチェックの方法が貼り付けてあるのが目に入りました。
すっごく小さな字で書かれていて虫眼鏡を持ってこないと読めません。
ここに故障モードの表示のさせ方が書かれています。
リモコンの風速とリセットの押しボタンを同時に押して故障診断モードにして室内機にコマンドを送るとどこが悪いか停止原因を表示してくれます。
これで故障原因の表示をさせると室内ー室外間の通信異常となっています。
5秒間信号が途絶えると室外機の電源を切ってしまうようです。
と、言うことは最初に電源を入れたときには5秒間は室外機に通電してるってこと?
デジタル表示のテスターでは応答が遅くて良くわからないので40年ほど前に買ったアナログのテスターを引っ張り出してきて、
手も足りないので嫁さんも引っ張り出して、テスターをつないで嫁さんが電源ON, テスターの針が100Vを指して5秒ほどしたらゼロになりました。
やられたー、しっかりだまされました、本当の原因は室外機のようです。
一人でチェックするので電源を入れてから室外機にたどり着くまでには5秒以上かかります、だからたどり着いたときには電源が落ちた状態。
見かけ上は室内側の故障とおんなじですからね。
アー、室内機の制御基板は今さら返品できないし、今日はここまでで自棄酒モードに入ってしまいました。 Wi-.
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