SB2 YC解体中

今回のYCオーバーホールの主目的は油圧が上がらない主原因と思われるメインベアリングを交換すること。
ただここに到達するまでにはほとんどの部品を外してしまわないといけません。
せっかくなのでこれを機に摩耗が進んでると思われる部品は出来るだけ交換しておくことにしました。

メインベアリングはすべてのパーツを外した奥の奥ですから まずは発電機、セルモーターなどの周辺機器を取り外していきます。
取り外したパーツとねじ類はプラスティックのバッグに分類して入れておきました。
一緒くたにしてしまうと老化してきた頭では組み立てるときにどれがどれやら分からなくなってしまいますからね。

パーツを外していくのは結構快感です、で、どんどん進めて気になっていたシリンダーヘッドのところまで来ました。
これ、この際新品のアッセンブリー(シリンダーヘッドにバルブまで付いています)で交換しようと考えていたんですが取り外してみると??排気側に小さな赤さびは見られるものの長く使われたエンジンのものとは思えないくらいに良いコンディションみたいです。
(プロの目で見てもらった方が良いのかもしれませんが私にはそう見えます。)
末續さんのところで見たYS12のヘッドはかなり傷んでいたので同じような状態だと覚悟してたんですけどね。
ひょっとしたら前々オーナーがエンジンの整備をした時に交換したのかもしれません。
これが交換不要となるとこのアッセンブリー、¥89,000+消費税とのことなので費用的にはすごく助かります。
ただ新しいものだと確信が持てないので前々オーナーに聞いてみることにします。

次に交換を予定している大物はシリンダーライナーとピストン、

ピストンの頭を見るとニキビの後のような窪みがみられ特に下側のエッジ部分は結構深く浸食されたような感じになっています。 (写真では分かりづらいですかね。)
これは交換しておいた方が良さそうです。
ここで気になるのがこの写真でもわかるピストン真下の冷却水通路、黒い色の鉄錆の塊のようなもので塞がってしまっています。

シリンダーヘッドに付いていた冷却水ドレンコックの中もこんな風に詰まってしまって水が抜けませんでした。ウォータージャケット内部で発生した錆なんでしょうか?



シリンダーの中を覗いてみるとこんな感じ、これは肉眼より写真の方が良く分かりますがシリンダー下側の摩耗が進んでいるようです。
これはオリジナルのままのようですし今回交換です。

次はウォータージャケットのカバーを外してみました。
サーモスタット、温度センサー、なども取り外してみましたがどれも白い結晶がこびり付いていてあまりいい状態とは言えません。

2年前に綺麗にしたのにこんなに早く傷むものなんでしょうかね?
それとも防蝕亜鉛が喫水より上にあってエンジン停止時は海水に浸かっていないのも原因なんでしょうかーー?

ウォータージャケットの中を覗いてみると泥でコーティングされたような錆らしきものが見られます、特にシリンダーライナー外側はひどいようで先ほどの錆の塊はここから来たようです。

写真の中の白い塊はカバーから落ちた白い結晶、泥の下から赤茶色の色が見える部分は私が割り箸で突っついてみたところです。
この錆と泥、交換の時に邪魔してくれなきゃいいんですが、去年の夏にダガーボードを抜いた時の悪夢が頭をよぎります。

さらに解体を進めてフロント側はガバナーが見えるところまで
 出力側はフライホイールの部分まで到達しました。
ここら辺の解体は末續さんのところでの勉強が大いに役立ちました。

これから先は特殊工具が必要になってきますので末續さんの自作工具を借りて作業することになります。

<作業台について>
自作した作業台の高さは乗せてみた時点では少し高すぎるかもと思ったのですがこの高さ(85cm)で正解だったようです。
ほとんどのパーツが目の前にあるので腰を曲げずに作業が出来て楽ちんです。
ただ、重たいパーツとか工具が台から落ちた時のために安全靴を履いて作業することをお勧めします。





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