ちゃんとしてあげなきゃねということでオートパイロット周りの整備を始めました。
この船のオートパイロットはホイールパイロットとの呼び名でモーターでベルトを経由してステアリングホイール(舵輪)に着いたプーリーを回す仕掛けになっていてモーターと方位センサを兼ねた操作部から成っています。
手始めはオートパイロットの操作部分を取り付けるパネルの製作から。
以前はちゃんとした取り付けがなされてなくって角材に取り付けてコクピットの床に転がして使うようになっていました。
ボタン操作は腰を曲げなきゃいけないし、足が当たって角材が動くこともしばしば、そうなると方位センサーも動くことになるので船の進路もかわってしまいます。
今回はステアリングペデスタルにきちんと取り付けてあげることにしました。
で作っているのがこのパネル。
バーチ合板の端材を利用してステッチアンドグルーでの製作です、合板が薄いのでねじ、釘は使いづらいですからね。
パーツ制作の細かい部分の紹介は割愛してちょっとした工夫の紹介、
パネル背面に板は1枚ではなく2分割にしてあります、これは雨が降った時にドリンクホルダー部に水が溜まらないようにするための水抜きでドリンクホルダー底板も後ろに向かって傾斜を付けてあります。 ね、芸が細かいでしょう。
パネル背面に板は1枚ではなく2分割にしてあります、これは雨が降った時にドリンクホルダー部に水が溜まらないようにするための水抜きでドリンクホルダー底板も後ろに向かって傾斜を付けてあります。 ね、芸が細かいでしょう。
左右がドリンクホルダー、中央はスマホなどを入れる多目的区画です。
ここまで出来たら次はエポキシパテで固める番ですが固めてしまってから「あらら、こんなはずでは」となると困るので船に持って行って合わせてみました。
特に気になっているのはオートパイロット電源コネクターとUSB電源の取り付け、コンパスとステンレスパイプに邪魔されてコネクターが挿せないとなると大変ですからね。
Uボルトで仮止めしてーー、USB電源の操作性は問題なし、
オートパイロット電源コネクターもうまい具合にコンパスとパイプの隙間に収まってくれました。ちょっとコネクター固定のリングナットを回すのがやり辛いですけど「ま、いいか」のレベルです。
で、肝心の操作部は真ん中にこんな感じで取り付けることになります。
ついでに飲み物も置いてみました。
これで操舵しながら飲み物を取ることが出来ます。
飲み物って清涼飲料水ですよ、缶ビールとか缶酎ハイじゃないですよ、サイズは一緒ですけどーー。
グラブバー(ステンレスパイプ)の後ろに出っ張るのでどの程度邪魔になるかが気になるところですがコンパス側にはスペースが無いので仕方がないですね。
このまま進めてもとんでもないことにはならない確認が出来たので持ち帰ってエポキシパテ当て。
これが思った以上に大変で、相手が小さくって入り組んでいるのでへらを思うように動かせずとっても汚い出来になってしまいました。やれやれ。
へらじゃなくってケーキにクリームを載せるような押し出しチューブを使うのが良かったのかもしれませんね。
ペイントした時に目立たなくなってくれることを願って今日のところはここまで、パテの硬化待ちです。
五島帆走に向け一歩近づきましたね。JT
返信削除オートパイロットが使えるようになると操船が楽になりますね。
削除舵輪から手を放してお弁当食べれるのは助かりそうです。
そのうちに遠出したいなと思って距離を調べてみました。
小浜:80,五島:70、平戸:40マイル(海里)でした。
小浜は意外と距離ありますね。陸地が見えるルートが安心出来ますね。ところで寄港先の港に停泊する際の停泊場所は事前に予約するものなのでしょうか。JT
返信削除予約出来てれば安心なんでしょうけど予約なしでもなんとかなるようです。
削除小浜までクルーで行ったときには大島、野母崎、小浜、帰りは池島に停泊しましたが予約なしだったようです。