船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/02/09

SB2 ほぼ空振りセイリング

event_note2月 09, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

今日は朝から日差しが、天気予報を見ると夕方までは晴れ、風は2mと出ています。

べバストもどき中国製FFヒーターのテストをする予定にしていましたが「テニス無し、お天気で風強すぎず」という日はなかなか無いしヒーターのテストは雨の日でも出来るということで船を出すことにしました。

港に着いたらまずまずの風が吹いています、風速計で測ってみると風速1.8m。

今回はメインセイルは出港前にセットして沖で上げるだけに準備しておきました。
風と波に揺られながらボルトロープを通す作業は結構大変なんですよ。
港を出たのは11時過ぎ、どうしてもこんな時間になってしまいます。

港を出て船を走らせながらジブのセットをしようと思いましたが風の割には波が高くってピッチングが激しくバウスプリットの上は結構上下に揺れます。 ジブも港でセットしておけば良かったとちょっぴり後悔。
それでも揺れるバウスプリットの上で我慢してセットしました。
安全ネットを張ってるからいいもののネット無だったっらやる気がでませんね。
メインセイルを上げジブを上げて帆走を開始したのは港を出てから30分後となりました。

今日の目標コースは黒島と二島を8の字を書くように回ってみること。
風向きから黒島には真っすぐには行けないので一旦鷹島の沖を過ぎてタックして黒島を目指すことにしました。

ほとんど真北からの風なのでクローズホールドで上ります。 
波の割には風が無いのかあまり速度は出ず2.5ノット近辺、ジブに裏風が入ってるようだったのでもう少し引き込んでメインセイルも同じように少し強めに引き込んだら3.5ノット近辺で走ってくれるようになりました。

小さなジブですが結構帆走性能に影響しているようです。

コースが安定してキープできるようになったところでお弁当、今日は嫁さんが準備してくれたサンドイッチと飲み物です。

サンドイッチを頬張りながら進んで行きもうじき暗礁のある危険海域というところでタック、逆方向の上りも順調、「よしよし」なんて思っていたら急に風が無くなり船足が止まってしまいました。
風速計を引っ張り出して測ってみましたがプロペラは回らずゼロ表示、こうなるとやるすべは無し。

仕方が無いのでドジャーの中で日向ぼっこしながらお弁当の続き、風は無いのに波だけは有るのでメインセイルはふねの揺れでばったんばったんとうるさいったらありゃしません。

暫く空を眺めてボーっとしながら時間をつぶしていましたが一向に風の気配も無く仕舞いには波も無くなってしまいました。 やれやれ。
ここで今日の帆走は諦め、ジブを取り込んでしまい、メインセイルは下ろしてブームに括りつけてしまいました。
でこの間の航跡はこれ、微風と潮流で流されたようです。

皮肉なもので片付け作業が終わったところでそよそよと風が出てきましたが時すでに遅し。
エンジンをかけての帰港となりました。
今日の全体の航跡はこれ、
港を出て崎戸近くで方向転換してから黒島の手前で漂流状態に陥り港に向かって真っすぐ走り始める前までが帆走です。
(帆を上げての漂流状態は帆走って呼べるのかどうかはちょいと疑問ですが、エンジンは掛けてないので帆走に含めましょう)

おまけの話題です。
数日前にバウスプリットを下側に引っ張っているワイヤーが桟橋とか岸に擦れるので100均で見つけた子供用の浮きを見つけて取り付けてみたんですが、
(嫁さんが見たら「格好悪い」と言われるのは確実)

これが波切にどう影響するのか動画を撮ってみました。

水に浸かった時には波切が悪くなるようですが全体の抵抗に比べれば微々たるものにも思えるし走行性能にどれだけ影響するんでしょうね?

今日は船は出したものの帆走できたのはほんのちょっと、空振りに近いセイリングでした。
ま、のんびりできたしいいことにしましょう。


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