船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2023/01/03

SB2 新春セイリング

event_note1月 03, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
朝の10時頃、外は晴れ、天気予報で風具合を見たら3~4m/sの予報、昨日は5mの数字が出ていたので出港を諦めていたんですがこれなら良さそうと言うことで急遽船を出すことに決定。
嫁さんにお弁当作ってと頼んだらちょうど出がけだったこともあり「早めに言ってよね」とチクリ、「だって昨日の天気予報では諦めていたしーー、むにゃむにゃ」。ま、それでもちゃんとサンドイッチを作ってくれました、感謝。

港に着いて船に上がったら あらなんと、ハッチ開けっ放し、ドジャーとビミニが付いてるとはいえお天気続きでラッキーでした。

桟橋を離れて沖に向かいますが沖には白波が見えたので少しでも波が低い赤灯台内側でメインセイルをセットしてしまいました。
何処走ろうかなと思いましたが今日の風だったらアビームで空港まで行けそうだし、他の船にも会える確率も高そうということで空港に決定。

真っすぐ空港に舳先を向けたいところですが上りで崎野の鼻を躱せそうにないので一旦鷹島方向に上ってタック、堂崎を目指します。
クローズホールドとアビームの中間くらいで5ノットオーバーで走りますがウェザーヘルムが強くどうしても風上に上りたがって押さえるのに一苦労、ヒールも大きく30度越えもしばしば。 お弁当タイムにしたいのにこれではお弁当どころではありません。
フルセイルのまま走るのは諦めてワンポイントリーフ(帆を1段階縮めること)、いつもながらこの船のリーフは手順が面倒くさいです。
リーフしたおかげで速度は落ちましたがヒールも小さくなり舵もオートパイロットに任せれるようになってやっとお弁当タイムとなりました。

今年最初の船での食事は愛妻ハムサンド、お手数かけました。

サンドイッチを頬張りながら堂崎を通過、ここから堂崎の鼻に建つ神社に手を合わせて三社参り完了。 この神社は南無観世音菩薩と呼ばれていて本尊が観世音菩薩という神仏混交の神社みたいです。 鳥居は海の方に立っているので航海の守り神なんでしょうね。

堂崎を通過して空港に向かって4.5ノット近辺、ヒール15~20度で順調に走ります。
やはり私にはこれくらいの走りが向いてるようです。


丁度この頃空港方面に見えてたヨットとすれ違い、黒い船体から山崎さんの「ひじゅんⅢ」のような気もしますが肉眼でははっきり見えません。
もしそうだとしても距離もあるし帆走では近づくこともままならないのでコースをキープすることにしました。
(写真で拡大してみたらやはりH3でした)

ちょっと風が強いとすぐリーフしてしまうへっぽこ船長と違いあちらはフルセイルで5ノットオーバーで走っていたんでしょうね。 

そのまま真直ぐ空港導入灯まで近づいたところで次の着陸便の時刻を調べようとググってた矢先に遠くに着陸灯を点けた機影が見えすぐに大きくなってきました。

待ち時間無で飛行機が見れてラッキー、これで満足してさっさと帰ることにしました。
帰りもリーフしたままですが風が強まったせいもあって5ノットオーバーで走ります。
しっかり走ってくれるのは良いんですがこんな時に大変なのがお手洗い、傾いてるし揺れるしでパンツを下して座るのも大変だし用を済ませてパンツを上げてベルトを締めるまでも一苦労。 それに回りが見えないので何もないと分ってはいても安心出来ず気が気ではありません。

崎野の鼻を過ぎたところからは赤灯台に向けて追い風クローズリーチで走ります。
そのまま赤灯台の内側まで入ってセイルの片付け、風が強いので一旦奥の方まで行って反転、エンジンを掛けて船を風に立ててメインセイルを取り込みました。
余談ですがせっかく作ったセイルカバー出番がありません。

港に戻って入口でアイドリングと前進後進の切り替えの確認、エンスト無し、よしよしということで入港して無事着岸、今年最初のセイリングが終わりました。
全航跡がこれで往復ともほぼ同じ場所を通っていました。

今年最初のセイリングは終わりましたが さて、今年は何回船出せるでしょうか。
大村湾脱出もしたいけど実現しますかね?



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