プロペラシャフトが抜けたのでやっとカットラスベアリングの交換です。
先ずはカットラスベアリングを固定しているイモネジの取外しから、昨年出来損ないのカットラスベアリングを取り付けた後に船尾に出ているスタンチューブをFRPで巻いてもらいましたが指示忘れでイモネジも塗りこめられてしまいました。
イモネジ用の下穴がカットラスベアリングを貫通しているのでこの位置に合わせて外側を削ります。ヤスリ、彫刻刀、などいろいろ道具を準備しましたが結局切り出しナイフが一番力を発揮してくれて芋掘り成功です。
芋ねじが取れたらカットラスベアリングの抜取りですがこんな道具を使いました。
先っぽのボルト部分をベアリングの奥側に差し込みボルトの角をベアリングに引っ掛かるように内側からたたきます。パイプはハンマー効果を増すための重量増加策です。
先っぽのボルト部分をベアリングの奥側に差し込みボルトの角をベアリングに引っ掛かるように内側からたたきます。パイプはハンマー効果を増すための重量増加策です。
抜き出しは結構固くって苦労しましたが無事抜き出し成功、抜けない時にはレシプロソーを使って縦に二つ切りにしようと思っていましたが原型をとどめた状態で取外しが出来ました。ただ去年の取り付け時にはこんなに固くなかったように記憶してましたが記憶違いだったんでしょうか。
さてお次は準備していたカットラスベアリングの取り付けです。
ワクワクしながらスタンチューブに差し込んでみると、ガ~ン、スカスカです。
白濱内燃機さんに高澤製作所へ発注した時の寸法を訊いたら44mmということだったのでその寸法で作ったんですけどね。スタンチューブの中でがたつきを見て見ると隙間は少なくとも0.2mmは在るような気がします。
ワクワクしながらスタンチューブに差し込んでみると、ガ~ン、スカスカです。
白濱内燃機さんに高澤製作所へ発注した時の寸法を訊いたら44mmということだったのでその寸法で作ったんですけどね。スタンチューブの中でがたつきを見て見ると隙間は少なくとも0.2mmは在るような気がします。
取り外したを旧品をノギスで測ってみると44.35mm程度。推測するに白濱内燃機さんが高澤製作所へ44mmで発注、高澤製作所は44mmのスタンチューブに取り付けるのねと言うことで44.35mmで作ったんじゃないでしょうか。 あくまでも推測で実際どうだったのかは不明です。
このまま何とか使えないか考えてみましたがここは諦めて作り直すのが一番の安全策のようです。
このまま何とか使えないか考えてみましたがここは諦めて作り直すのが一番の安全策のようです。
作り直しに向けてスタンチューブ内径を計測しようとすると内側に樹脂が流れ込んで固まっています。 スタンチューブ外側をFRPで巻いてもらった時にポリエステル樹脂が流れ込んだんでしょうね。 正確なチューブ内径測定のためにサンドペーパーで削り落として計測してみると内径は44.4mm。 44.4mmのスタンチューブに対して44.35mm外径のベアリング、なんで取外しに苦労したんでしょうね?
作り直し用の図面を描いて取り外した現物と材料を持っていつもお世話になっているカワサキ製作所へ。社長に取り外した現物と図面の説明をしていたらマイクロメーターで現物を計って「両側は44.35mmだけど中央部分は44.4mmばい」さらに内径用マイクロメーターで測って「この内径は26mmもあるばい」とのこと。さらに「作る時にはまず内径を加工してその後両側から傘で▶◀なふうに押さえるから柔らかい樹脂だとどうしても両側が押し広げられてそれば削るけん小もう出来るとやんね」とのこと。
それにしても昨年プロに任せれば大丈夫だろうと25mmシャフト用と言うことで注文したものが内径26mmで納入されていたとは改めてびっくりです。
これで何故抜くときに固かったのか理由が判りました、両端が細いので取り付けた時に両端には隙間が出来、ここに樹脂が流れ込んで硬化、この44.35mmで硬化した出口を44.4mmの中央部が通ろうとしたので簡単に抜けなかったんですね。 納得!
さて作り直しにあたってプロペラシャフトもマイクロメーターで測ってみると25.05mm、高澤製作所に製作寸法を訊いたら25mmに対して1/100mm小さく作ってると返事をもらってたんですが全く違っていました。 やはり自分で計測しないといけませんね。
実測値を基に寸法を出してみると、
・内径はシャフト径∔0.2mmで25.25mm、
・外径はスタンチューブ内径44.4mmに対して44.43mmと軽い圧入狙い、
・内径はシャフト径∔0.2mmで25.25mm、
・外径はスタンチューブ内径44.4mmに対して44.43mmと軽い圧入狙い、
・圧入することで内径は0.03mm小さくなりますから実質的な最終クリアランスは0.2-0.03=0.17mmとなる計算です。
今回も製作をお願いしたのはカワサキ製作所さん、今は仕事が立て込んでいて早くても1週間との返事、何とかしてとお願いしたら休日出勤して中1日で作ってくれました。 感謝!翌日船に持っていて早速取り付け、0.03mmのオーバーサイズはゴムハンマーでそれほど強く叩かなくても入ってく程度の硬さ。もう少し大きく0.05mmのオーバーサイズで作っても良かったかもしれません。それでもがたつきは全く無いしイモネジでバックアップするので問題は無いでしょう。
押し込んだらイモネジの下穴を開けてねじ止めしてやっとまともなカットラスベアリングが取り付きました。
プロペラシャフトを差し込んで揺すってみるとわずかながたつきを感じる程度で今までとは大違い、これでやっと長年の懸案事項が解決しました。
さて走ってみて違いが判るでしょうか。
押し込んだらイモネジの下穴を開けてねじ止めしてやっとまともなカットラスベアリングが取り付きました。
プロペラシャフトを差し込んで揺すってみるとわずかながたつきを感じる程度で今までとは大違い、これでやっと長年の懸案事項が解決しました。
さて走ってみて違いが判るでしょうか。


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