船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/12/18

SB2 プロペラシャフトフランジ取外し、またしても難敵出現

event_note12月 18, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 昨日取外しが出来なかったプロペラシャフトフランジの固定ねじ、M8ナットとW5/16ナットを準備して家を後にしました。 ねじが緩まない時のためにインパクトドライバーも準備しています。
船に着いてまずやるのはねじピッチの確認、M8のねじを固定ねじに合わせてみるとピッチはぴったり一致、やはりM8のねじでした。 何で昨日入ってくれなかったんだろうと良~く観察すると固定ねじの頭辺りのねじ山が潰れています。 これで入ってくれなかったんですね。

やすりでねじ山を修正したらM8ナットがちゃんと入ってくれました、よしよしこれでダブルナットが掛けれます。
ダブルナットを掛けて眼鏡レンチで緩めたらあっさり外れてくれました。


よしよし、これでシャフトからフランジが外せるとフランジの結合面を覗くと、あれ、見たこと無いナットでシャフトの頭が固定されています。 正式な呼び名は知らないので十字ナットとでも呼んでおきますかね。


さてまたしても困りました、これを外す工具なんてもっていません。
松尾さんに何か使えそうな道具が無いか問い合わせたら「そこはうちではやっとらんけんエンジン屋さんに頼まんね」との返事、同時に「白浜内燃機関」という会社を紹介してくれました。
早速電話をしてみますが個人経営の会社らしく電話に出たのは奥さん、今日は作業に出て行っていないとのこと。 やって欲しいことを伝えると「仕事が立て込んでいるからすぐには無理かもしれない、明日電話させます」との返事。
どうやらお願いするのは無理そうな雰囲気です。
ヤンマーさんにも電話を入れて問い合わせてみますが技術スタッフは全員作業のために出払っていて不在、こちらもやって欲しいことを伝えて明日電話をもらうこととなりました。

う~ん、どちらに頼むにしてもすぐにはやってもらえない気配濃厚です。
工具が無いことには取り外し出来ないので松尾さんとこに転がっているパイプの切れ端でサイズが合いそうなものを物色、良さげなステンレスパイプの切れ端を見つけました。

長さは金属カッターで調整し、ボール盤でハンドルを通す穴を開け、

十字ナットの溝に入れる部分は手持ちのディスクグラインダーで加工、取敢えずこんな形に作ってみました。
ハンドルはこんな長さじゃ回せないよねと思いながらも雰囲気を見るためM10のボルトを通してみています。

爪の幅はいい加減なので船に上ってフランジに合わせては下りてグラインダーで削りの繰り返し、いい運動にはなりましたがちゃんと合うようになった頃には周囲は真っ暗、今日は工具を作っただけで終わってしまいました。
やれやれ、先が思いやられます。

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