岡持ち風可搬型に纏めた中華製FFヒーター 、船に持って行ってどれだけ温まるのか試してみることにしました。
船に持ち込んで先ずはセッティング、電源はステアリングペデスタルに引っ張った12Vをシガーソケットから取ることにしました。
(この時の写真は撮ってないのでシガープラグを交換した後の写真で代用です)
(この時の写真は撮ってないのでシガープラグを交換した後の写真で代用です)
ソケットにプラグを差し込んで電源ON, ファンが回り始めてグロープラグの予熱が始まりました。 よしよしもうすぐで点火だと思っていたらーー、あらら、ファンが止まりコントローラーの表示も消えてしまいました。 ヒューズが飛んじゃったようです。
ヒューズは10Aと十分な容量のものを使ったのにと怪訝に思いながらプラグを見てみるとヒューズは飛ばずにプラスティックケースが解けていました。
どうやらヒューズを押しているばねが赤熱してケースを溶かしたみたいでばね自体も縮んだままになっていました。
仕方が無いのでホームセンターに走って代わりを購入、接続して再テスト。
電源ONでファンが回り予熱も開始、今度は点火行程まで辿り着いて燃料ポンプが動き始め排気管からは白い煙が出始めました。
よしよしOK~と思っていたら、あら今度はE01のエラーコードが出て止まってしまいました。
え~E01って何よと思い過去記事を開いて見ると電源電圧不足となっていました。
ちなみにこれがエラーコード一覧です。
ちなみにこれがエラーコード一覧です。
E01:電源電圧不足
E02:電源電圧過大
E02:電源電圧過大
E03:グロープラグ異常
E04:燃料ポンプ異常
E05:オーバーヒート
E06:ファン異常
E06:ファン異常
E07:コントローラー異常
E08:燃料システム異常
E09:温度センサー異常
E10:燃焼室異常
ステアリングペデスタルのシガーソケットまでは2sqの電線で引いてるんですがここから岡持ちまでの電線は0.75sq、細すぎで電圧降下が大きいんでしょうね。シガーソケットでの電圧降下もありますし。
電線の変更は直ぐには出来ないのでとりあえずエンジンを起動して電圧を上げてもう一度トライ。 エンジンが回ると14Vくらいに電圧が上がります。
この作戦は上手くいってやっと正常に点火して温風が出始めました。一旦動き始めると消費電流は2.5A近辺まで下がりますのでエンジンを止めても動き続けてくれます。
この作戦は上手くいってやっと正常に点火して温風が出始めました。一旦動き始めると消費電流は2.5A近辺まで下がりますのでエンジンを止めても動き続けてくれます。
この時キャビン室温は8℃、設定温度が24℃なので全力運転で燃料ポンプも忙しく動いています。
よしこれですぐに温まるだろうと思ったんですが期待に反してキャビンの温度は一向に上がってくれません。1時間半ほど回しましたがテーブルの上に置いた温度計はやっと10℃をちょっとだけ上回ったくらい。 これでは温かく宴会とはいきませんね。
吹き出してくる温風は温度も高いし風量もありそうなんですがキャビンが大きすぎるんでしょうかそれとも吹き出し口の位置が高すぎ?て天井付近だけを温めているのでしょうか?
結局この日はここで時間切れ、電源対策と吹き出し口対策は後日となりちょっとがっかりで船を後にしました。
なかなか思うようには行かないもんですね。
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