家でのテストが終わった中華製5kwFFヒーター、船での実力をテストしてみることにしました。 ただキャビン内にぶら下げた温風ダクト(像の鼻)は2kw用60mmのままです。
5kw用の75mmも注文はしたんですが納期が長いので待ちきれませんでした。
5kw用の75mmも注文はしたんですが納期が長いので待ちきれませんでした。
船に持ち込んでコクピットにセット、2kwに比べて少し大きいのとダクトが太いのでちょっと窮屈です。
排気管は船体には触れないようになっていますがそのままだと距離が2㎝ほどと近いので念のための処置です。
子の台板は6年ほど前にお役目御免となってそれ以来捨てようかどうかず~っと迷っていましたがやっと役に立つ時が来ました。
寸法的にも幅は全く一緒で長さも適度、取って置いて良かったです。
船内は2kwの時と同じで60mmのダクトをぶら下げています。 前回と違うのは先っぽにT分岐をくっ付けて吹き出しを2方向にしています。
さて運転開始、今日は気温が低く船内テーブルの上の温度計も6℃を示しています。
このFFヒーターは温度設定の他1~10Hzの強度設定が出来ますので10Hzで最強運転です。
流石に2kwに比べて2.5倍の能力を持つだけに風量も多く吹き出し温度も高く期待できそうです。
30分後: 15℃ やはり立ち上がりが早いです
1時間後: 20℃ 2kwでは16℃で頭打ちでしたがまだ上がりそう
2時間後: 22℃ 20℃からの上昇はゆっくりここで頭打ちかも
1時間後: 20℃ 2kwでは16℃で頭打ちでしたがまだ上がりそう
2時間後: 22℃ 20℃からの上昇はゆっくりここで頭打ちかも
うえで「かも」と書いたのはもう少し様子を見てみようとしたところ運転停止、はい、燃料切れでした。 2リットルほどをタンクに入れていたんですが最強運転ではかなりの燃料を消費するようです。
5kwに使われている燃料ポンプは22mL/1000回というものらしいので最強時の10Hzの時の燃料消費量は
5kwに使われている燃料ポンプは22mL/1000回というものらしいので最強時の10Hzの時の燃料消費量は
22/1000mLx10Hzx3600sec=792mL/h=0.792L/1時間
と1時間に0.8Lほどの燃料を消費してしまう計算ですから今回の結果にも納得がいきます。
と1時間に0.8Lほどの燃料を消費してしまう計算ですから今回の結果にも納得がいきます。
5Lの燃料タンクであれば底の方に残って吸い上げ出来ない分を0.5Lとすると
4.5÷0.8≒5.6
と5時間半ほどしか運転できないことになります。
ま、一旦温度が上がれば最強運転を続けることは無いでしょうから設定温度を18℃程度にして中速運転とすればこの倍くらいは持ってくれるかもしれませんね。
やはり外気導入型だと冷たい空気を温めなきゃいけないし、せっかくあたたかくなっている室内の空気はFFヒーターから押し込んだ分だけ押し出されて無駄になってしまうし効率は悪いはず。
岡持ち型2kwの改造を早くやって循環型のテストもしてみなきゃいけませんね。
岡持ち型2kwの改造を早くやって循環型のテストもしてみなきゃいけませんね。
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