先ずは船に持って行ってホースバンドで発電機に固定、ホースバンドはとりあえず中華製FFヒーターに付属していたものを2個つないで使ってみました。
ちょっと近寄り過ぎて全体が掴みづらいですが悪しからず。
結線はワニ口クリップ付きのジャンパー線で行いましたが写真がありません、ごめんなさい。
この回転数検出器、説明書にはエンジンを1000回転に合わせてセット用電線をグラウンド(0V)に接続すると出力パルスは66.6Hzにセットされると記載されています。
私としては回転数とパルス周波数の関連が分かればそれで要は足せたんですがアイドリングより少し高めにしてエンジンを回していつものように音響解析で回転数を算出してみたら意図せずにちょうど1000回転、あら、ラッキーということで66.6Hzにセットしてしまいました。
以前にも紹介したと思いますが音響解析は下の写真のように録音したエンジン音の波形を見て爆発数で回転数をカウント、その間の時間から毎分の回転速度(RPM)を算出しています。 録音と波形表示はフリーソフトの「Audacity」表計算は「Excel」で行っています。
下の画像はサンプルということで1000回転を算出した時のものではありません。
で、こちらは検出器の出力をオシロスコープで見たもの、揺らぎはありますがほぼ66.6Hzを示しています。
あちこちで誤差が積み重なっているとは思いますが悪く見積もっても±5%、感覚的には±2%くらいの誤差で収まっていてくれるような気がします。
ほぼ1000回転で66.6Hzのセットが出来たので酔いに任せてAliExpressでポチッとしていた回転計を繋いでみることにしました。
この回転計も内部にマイコンが使われていて入力パルス数と回転数表示の関連を変更できるようになっています。
ちょっとその設定方が面倒なんですがここでは割愛して一応1000回転の時にメーターの針も1000回転を示すようにセットしました。
ちょっとその設定方が面倒なんですがここでは割愛して一応1000回転の時にメーターの針も1000回転を示すようにセットしました。
セットが終わってエンジンの回転数を変えて表示を見ますが検出器側なのかメーター側なのか演算のプログラムの遅れが在るようで表示が実際のエンジン回転数の変化に追従して。くれません
動画でエンジン音の変化と表示の変化をみてもらえればそれが分かると思います。
回転数検出器、メータ、両方とも内部にマイコンを搭載していて演算した後にパルスを出したりメーターを動かしたりしているのでどちらがこの遅れに大きく関与しているのかこの時点では判断がつきません。電子制御ガバナー(エンスト防止装置)を作る上では検出器側での遅れは無い方がいいんですけどね。
残念ながら今日はここまでで時間切れ、どちらに遅れの原因があるのかは後日調査となりました。
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