朝6時頃、さて出港と準備を済ませてエンジンスタートボタンを押したらクーと言うだけでセルモーターが回ってくれません。 え~バッテリー上がり?
電源のメインスイッチにはNo1、Both、No.2の切り替えがありますがどの位置でもクーと言うだけ。船にはメインバッテリーと思われるバッテリー2個とサービス用の大型バッテリー1個が載っていますがこれら全部が死んでいるようです。何で?
下の写真はメインバッテリー、サービス用の大型バッテリーは船尾ロッカー内にありますが写真を撮っていませんでした。
冷蔵庫を一晩点けっぱなしにしてたのが悪かったんでしょうか?
本来であればサービス用バッテリーが死んでもメインバッテリーは死んではいけないはずなんですけどね。
エンジンにデコンプレバーが付いてれば起動出来るかもと思いエンジンルームの前扉を開いたらエンジンの下にある受け皿に大量の水が溜まっています。紙コップを使って汲み出したらバケツ一杯になってしまいました。よく観察すると冷却水ポンプの裏蓋からの漏水のようです。
取敢えず漏水を止めるためポンプ裏蓋を外してOリングの位置をずらして再取り付け、これは上手く行ったようで漏水は止めることが出来ました。
漏水が止まったところでバッテリー上がりの対処に戻ります。
手っ取り早い対策はホームセンターで代わりのバッテリーかリチウムイオン電池を利用したジャンプスターターを購入する方法、ただホームセンターの開店は9時としばらく時間があります。
もう一つの手はガソリンスタンドにバッテリーを持ち込んで充電してもらうこと、開店時間が7時となっているので急速充電が出来ればこちらが速いかもしれません。
ということでメインバッテリーを取り外してガソリンスタンドへ持ち込むと例の融通の利かない店長が出て来てサービスの係がまだ来てないからダメだとのこと。
充電器が在れば自分で繋ぐからと粘ったらこれしかないと言って小さな充電器を持ち出してくれました。最大充電電流6A、これでは満充電になるまで1日かかりそうです。
バッテリーはガソリンスタンドに預けて朝食を済ませてホームセンターの開店を待ちます。
ここでちょっと余談ですがトイレに行こうとしましたが電動なので流せません。やはりトイレは手動の方が何かと良さそうです。
ホームセンターの開店を待ってジャンプスターターを購入、2Lディーゼル車まで対応と書かれていますから気筒当たりの容量が260mL程度のエンジンですから多分問題無いでしょう。
ホームセンターからの帰りにまだ満充電にはなっていないバッテリーもガソリンスタンドから引き揚げて船に戻りました。
戻ってら直ぐに充電半ばだったメインバッテリーを接続してエンジン起動にトライ、ギューンという感じではなくブルンという感じでしたがそれでも起動成功、一安心です。
買ったばかりのジャンプスターターは返品も考えましたが思い直して船に積んでおくことにしました。 またバッテリー上がり起こすかもしれませんからね。
電源がどういう回路になっているのかちょっと謎、回航が終わったら配線を辿ってみてちゃんとした回路に変更しなきゃいけないですね。
エンジンが回った所でやっと出航です。 藤井さんによると次の寄港は串本か那智勝浦なので全体スケジュールにはほとんど影響無しとのこと、よかった。
最終的には朝からお風呂に入れる、燃料の配達が頼める、ホームセンターが近くに在るということで那智勝浦に帰港決定です。
出航後は東の風を後ろから受け渥美半島を右に見ながら遠州灘を走ります。 真っすぐ紀伊半島の方に突っ切る手も有りそうですがトラブル発生時のことを考えてあまり沖は走らず岸近くを走るんだとか。
この日は夜も走り翌朝5時半頃に那智勝浦港に到着しました。
流石に回航のプロ藤井さん、漁港の中は引き波も多いし、外側だったらただで停めれるといって漁港堤防の外側に着岸、綺麗な公衆トイレも目の前です。

この日の航跡はこれ、よく走りました。