船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/09/26

ふすま張替え

event_note9月 26, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
嫁さんの実家のふすまに穴が開いたんで修理と張替えをやりました。
大きな穴は内部の桟も折れていて結構な修理内容なんですが最初は紹介する気も無く穴の修理からの部分は写真も無しです。
ただ襖の場合1枚を修理して張り替えると連れ合いの襖も張り替えないと柄が合わなくなってしまいます。
ということで残り3枚も貼り替えしましたがこの時に試したことをキーポイントだけご紹介。

ふすま張替えについては皆さんいろいろと書かれていますし材料を買うと貼り方の紹介もされています。
私も最初はやり方が判らずウェッブで調べたり、材料に付いてる説明書きに倣ってやってみましたがうまく行かないことも多く自分なりの方法を考案、うまく行ったのでちょっとご紹介。

一番最初に枠を取り外しますがこの時に枠にマスキングテープを使って番号を打っておきます。
ここで注意しなきゃいけないのがこの場番号だけでは両面同じ柄の場合表と裏が判らなくなること。このため引手の位置がどっち側になっているかの印もつけておく必要が有ります。

枠の取り外し方もウェッブでたくさん紹介されていますが上と下の枠の取り外し方はこじって外すとしか記載が有りません。
いろいろ試してみて一番楽に取れるのは枠と本体の間にスクレーパーを差し込んでハンマーでスクレーパーを叩く方法、これだったら枠にも傷も要らず簡単に取り外せます。

枠が取れたら茶ちりを下張りしてこの上に新しい襖紙を張ります。
茶ちりの貼り方は製品に付いている方法でやってください。(不親切ですみません)

私が紹介したいのはこの後です。
今回は水で戻す糊付きの襖紙を使いましたが付属の説明書には水を含ませたスポンジで十分に水を含ませることと書いてありました。
(あ、その前に所要のサイズに切っておかなきゃいけませんよ。)
スポンジでやってみるとなかなか均等に水を含ませることが出来ません。
水が多いところから少ないところに広げようとするとスポンジが糊に引っ掛かるのかスムーズに動かすことが出来ません。
で、これならどうだというのが塗装用のローラーを使うこと。ローラーにたっぷり水を
こて含ませて襖紙の上をゴロゴロ。
れだったら短時間で均等に水を含ませることが出来ます。
水を含ませたらこの上に襖本体をぱったんと置くのが一番簡単だそうですがパートナーと一緒にやりなさいとのこと。
残念ながら嫁さん不在で一人で襖を抱えて試みようとしましたが正確な位置に大きな襖を置くのは至難の業。
で、思いついたのが襖紙の上に桟を渡してこの上に襖本体を乗っける方法。

これだったらいい加減に乗っけて桟の上で襖の位置を微調整、調整が出来たところで片方の桟を外して襖紙の上に乗せ、今度はもう一方の桟を外せばちゃんとした位置に収まります。後はひっくり返して撫刷毛でしわを延ばせば完了です。
糊が乾いたら枠と引手を取り付けて完成ですがこの辺りは割愛、ごめんなさい。

都合4枚の襖の両面の張替えをやりましたが100点満点とは言えないもののそこそこの仕上がりとなりました。
今は襖の有る家も少ないでしょうし自分で張り替える機会は少ないとは思いますがご参考まで。

私の方はやれやれうまく行ったとのことでご褒美の1杯です。







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