船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2026/05/18

九州一周 23日目 別府から姫島へ

event_note5月 18, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
5月18日

朝起きて用を足しますがヨットハーバーのトイレはまだ使えず近くの公園の公衆トイレへ。
1泊7,700円も取るんだったらトイレだけでもなんとかしてくれと言いたいですよね。
朝食も済ませて7:30に出航です。
出航の時には片木さんが来てくれたのでタブレットで姫島での着岸場所を再確認しました。
片木さんは奥さんと合流するためもう1泊するとのこと。
片木さんに見送られて出港。
港を出て後ろを振り返ると朝日を浴びて別府の街並みが綺麗に見えます。

フェリー埠頭にはサンフラワー、

暫くしたら今から入港しようとしてるのか大型クルーザーとすれ違い

さらに進んで大分空港近くまで行くと沢山の漁船が、どうやら3艘1組で底引き漁をしているようです。2艘が網を曳き1艘は監視と指令の役割みたい。
この辺は水深も15~20mと浅いし底質も砂か土と底引き漁には適しているんでしょうね。

我々は網を引いている2艘の間に入らないように注意しながら進みます。帆船は動力船よりは優先順位が高いですが漁労中の船よりは低いですからね。機帆走の時は動力船と同じですからなおさらです。

大分空港に近づくと海に延びた誘導灯が見えますがこちらは大村空港で見慣れた赤色ではなく濃紺、何処も一緒という訳ではないんですね。

空港を過ぎたあたりからGPS読みでの速度が落ち始めて国東半島東岸を進む頃には3ノット台、2ノット近い逆潮の中を進んでいるようです。

浮標の近くを通ると潮の流れがはっきり見えます。川みたいですね。

流れに逆らって走って行くと姫島が見えてきました。この島は4つの火山活動で出来た島が砂州で繋がって出来た島なんだとか。なるほど確かにそう見えますね。
我々が目指す港は一番左側の島と2番目の島が繋がっている部分に在ります。

姫島港に入って船を着けた場所はここ、片木さんが北浜マリーナに係船している人から教わったと言って我々に教えてくれた場所です。
ここにはゴム製の梯子が設置されていて今日みたいに大潮で干満の差が大きいときにはお勧めなんだとか。

で、到着時がこの状態、潮が引いた状態で手で掴むあたりにもカキが付いているので怪我しないようにスクレイパーで落としておきました。

岸壁の上から見るとマストの先しか見えません。

係船を終わったところでポリタンクから燃料タンクに軽油を移していた時に片目で見辛かったのもあってかなり大量に軽油を溢れさせてしまいました。
この時はあらら仕方ないなと思ってそのままにしていたんですがーー。

工場長はどこかの旅館に電話を掛けてお風呂だけお願いできないか交渉中、早い時間だったら良いよとの返事をもらったとのことで早速風呂に行くことになりました。
お風呂を提供してくれたのはこの八千代館、


玄関を開けたところで中から欧米からと思われるカップル二組と鉢合わせ、英語のなまりからオーストラリアからかと聞くとそうだとのこと。今着いたばかりだけどカフェにビールを飲みに行くと話してくれました。そういえばフェリーターミナル近くにOG Cafeと書いたお店が在りました。ここがオーストラリア人の経営みたいなのでそこに行くんでしょうね。
でもこんな田舎の島でも国際化してるのにびっくり。
我々はここでお風呂を頂きましたがなかなか感じのいい美人の女将さんでした。

船に戻ると海面も梯子中段くらいまで上がって来て割合楽に乗り降りが出来るようになってきました。
入り口の挿し板を開けた途端軽油の凄い臭いがキャビンの中から流れ出てきました。まいった!  これでは中で寝る気になりません。
なんとかしなきゃと燃料タンクを引っ張り出して見るとその下に敷いていたベニヤ板などはしっかり軽油まみれ、さらにその下の簀子から船底にも流れてビルジ溜りまで続いています。 
「軽油まみれのタンク固定板は捨てよう」と言うと「次亜塩酸ナトリウムで洗えば何とかなるかも」といってたまたま船に積んでいたキッチンハイターの原液で洗い始めました。
こんな時は工場長馬力が在ります。 本当に効果あるのかしらと思っていたら「ほら、臭わんでしょう」と言って洗ったものを持ってきました。確かに軽油の臭いがしなくなっています。
それだったら本格的にということで船尾ロッカーの荷物を全て出してしまい簀子板も取外して船底、簀子板、全てキッチンハイターとたわしでごしごし、大量の海水で流してしまいました。自動起動のビルジポンプは5,6回回ったでしょうか。

洗い終わった頃には夕食タイムになっていたので荷物は放り出したままですぐ近くの食堂へ、先客2人がカウンターで亭主も含めて話をしていましたが渡りをする蝶「アサギマダラ」の話のようです。聞くと姫島はアサギマダラの渡りの中継地として有名らしくこのお二方も蝶の渡りを見るためにわざわざ東京からやってこられたとのこと。一人の方は5度目、もう一人は初めてと言っておられました。港の反対側の海岸にスナビキソウの群落があってそこに来るとのことですが小さな蝶がピンポイントの目標にたどり着くなんて不思議ですね。
我々も明日見て見ようと思いましたが風が強い日は飛ばないとのこと、6mの予想ではむりですね。
肝心の食事ですがタコ刺とエビ蛸丼を美味しく頂きました。

食事から戻って差し板を外しますがせっせと洗った甲斐があってほとんど気にならない状態まで臭わなくなっていました。
船尾ロッカーの簀子板、荷物類などを元の状態に戻し、臭わなくなった部屋で1杯やっているとスチロバールが変な音を立てています。
外へ出てみると潮位が岸壁上端まで20cmほどの所まで上がりスチロバールは虎マークの縁石でかろうじて止まっています。これはヤバいということでフェンダーを低い位置に2本ほど追加しておきました。
多分今が一番潮が高い時間でこれ以上は上がらないとは思いますがこれで一安心、
さて明日はどうしようかと考えながらのお休みなさいとなりました。

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