船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2026/09/26

2YM15 冷却水ポンプの修理完了です

event_note9月 26, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
到着を待ち望んでいたシャフトシールがやっと届きました。
中に入ってたのはこのシャフトシール3個

イギリス製のシールですがFedExのサイトで通過地を見て見るとあちこちFedExのハブを経由して届けられたことが判ります。ちなみに通過地点は次のようになっていました。
WARRINGTON (英)→KINGSBURY(英)→ROISSY CHARLES DE GAULLE CEDEX (仏)→
広州(中国)→泉南市(日本)→長崎

今回購入したその他のパーツがこれ、モノタロウでの購入です。
ベアリングは海水でも錆びないようにステンレス製、Oリングはフッ素ゴムになっています。
予備も含めて2セット準備しました。
ベアリングはヤンマーから買うと1個3千円以上しますがモノタロウで購入すると500円程、
かなりお安くなります。

こちらはどうしてもヤンマーさんにお願いするしかないシャフト、海外から安く早く買えないか調べてみましたがヤンマーさんが一番安かったです。
ラベルにはMade in Swedenの記載が有りました。

パーツが揃ったので再組立てにかかります。
先ずはシャフトにベアリングの組付け、ベアリング大小とスペーサーを串団子状にするのですが残念なことに写真を撮り忘れてしまいました。解体した時の写真ですがこの写真の綺麗なバージョンと考えてください。

ベアリングにシャフトを通すときにはベアリングに負担を掛けないようにインナーレースを叩いて組付けます。私はインナーレースと同じサイズのラチェットレンチのディープソケットを使って組付けました。こんな感じで駒の頭を叩くか逆さにしてシャフトを叩きます。
シャフトを叩くときにはプラスティックハンマーじゃないと駄目ですよ。

シャフトに2個のベアリングを組付けたらこれをポンプ本体ハウジングに組付けの番、今度はベアリングのアウターレースを叩くことになりますが入れやすいようにシャフトとベアリングは冷凍庫でしっかり冷やし、ハウジングはヘアドライヤーでしっかり温めて差し込んでみたら、あら、叩く必要も無くストンと中に収まってしまいました。ラッキー!
あまりにすんなり入り過ぎて写真がありません。

シャフトが付いたらインペラー側からOリングを挿入、正直このOリングがどんな役割を持っているのか良く判りません。というのはシャフトシールとベアリングの間にプラスティック製のスペーサーみたいなのが在るんですがこの中に収まるものの前後方向に動いてここといった場所が無いんです。シールから漏れた海水がシャフト表面を伝ってベアリングまで行かないようにするだけなのかもしれませんね。

最後に一番大事なシールの取り付け、
オリジナルはニトリルゴム(NBR)製でシングルリップですが今度購入したものはフッ素ゴム(FKM)製でダブルリップになっていて耐久性とシール性が強化されています。
なんでもNBRは海水で固くなったり停止時に変形したりすることが多いんだとか。
オリジナル NBR製シングルリップ

今回のもの フッ素ゴム製ダブルリップ

シャフトシールはインペラー側から指でギューッと押し込むだけ。はい 付きました。
指で押し込むだけですからリップシールが傷んだら反対側から押し出して新しいものに交換する手も有りそうです。

ここまで出来たらインペラーの取り付け、インペラーの箱を開けたら裏蓋用Oリングと取り付け時に使う潤滑駅(グリセリン)裏蓋を止めるねじまでセットになっていました。
なかなかこれは親切ですね。


インペラーを押し込んで裏蓋をねじ止めしてしまいました。
後で気が付きましたがプーリーの止めねじを締める時にシャフトの回り止めとしてインペラー取り付けの切れ込みにマイナスドライバーを突っ込んだ方が良いのでこれは最後にした方が良いです。

ポンプ本体をブラケットに取り付けプーリーを取り付けたら修理完了です。
先にインペラーを取り付けて回り止めが出来なくなったのでプーリーを抑えてインパクトレンチで止めねじを締めました。

ね、綺麗になったでしょう、ブラケットと本体の取り付けには海水が漏れても錆びないようにステンレスのボルトを使っています。

これで後は船に持って行って取り付けるだけになりました。

<追記>
冷却水ポンプの断面を描いた資料が在ったので参考まで。