まずは作業がやり易いように後輪の下に角材を入れて少し高くしておきます。実際にはえいっと車を動かして登ってしまいました。こんな時には4駆が役に立ちます。
作業に先立って
CURTの取り付けマニュアルと
参考のためSTEALTH HITCHES製品の取り付けマニュアル
を準備しました。
両方とも似たような製品のX3への取り付けマニュアルなんでバンパーを取り外して取り付けるところは同じ、ただ内容が微妙に違い一長一短あるので両方を読みながらの作業となりました。
どちらかと言うとSTEALTH社のマニュアルの方が分かり易く書いてあります。
細かい作業内容はマニュアルに書かれているので詳細は割愛しますが
テールランプを外し、リフレクターを外し、床下のカバーを外し、タイヤハウスのカバーを外し、バンパーカバーの止めねじを外してしまい、これでバンパーカバーが取り外せます。
カバーを取り外すときには二人作業が推奨されていましたが一人なので支えの台を準備
しておきました。バンパーカバーには超音波センサーなどの電子部品が付いていてこれに電線がつながっているんでコネクターを外さなきゃいけませんがこの台が重量を支えてくれるので一人でも楽に出来ます。
まずはマフラーを吊るしているマフラーハンガーを取り外しますがマフラーがぶら下がるので下に角材を噛ませて重量を持たせます、変なところにストレスを掛けたくないですからね。
これでバンパーを止めている大きなナットを取り外せばバンパーが取れてきます。
このナット、18mmという珍しいサイズのナットなので手持ちの工具の中にラチェットレンチのソケットも無ければ眼鏡レンチも有りません。
19mmのソケット12角が使えそうな感じもしましたが下手したら舐めてしまいそう。
6角の3/4インチのソケットも有ったのでこちらがましかなということで恐る恐る回してみたら何事も無く緩んでくれました。
これでバンパーまで外れてくれました。
カーゴルームに転がっているのが取り外したバンパーです。
ヤッホーということでヒッチの取り付けに移れます。
早速バンパーを外した所にヒッチを差し込んでみました。
あれ、マフラーの取付位置がなんかずれているようです。
運転席側のマフラーハンガーは正規の物を取り外してヒッチに準備されてる角に差し込むようになっていますが、この位置が正規の物とずれています。
もっと困るのが助手席側、バンパーに付いているオリジナルのスタッドを外して付属しているボルトを使えとマニュアルに書いてあるんですがダブルナットを噛ませて回してみましたがどう頑張ってもこのスタッドが取れてくれません。
よく見るとしっかり溶接されていてこれを外すにはグラインダーで切ってその後ドリルでもう一度穴を開けるしかなさそうです。
製品説明にはドリル不要と有りましたがこれは真っ赤な嘘でした。
で、スタッドが取れたと仮定してどんな取り付けになるのか見てみましたがハンガーの位置が運転席側より鉄板の厚み分の8㎜ほど低くなってしまいます。
つまりダブルで出ている排気管の高さが左右で異なることになります、カッコ悪~い。
おまけにゴム製のパーツ分の逃げも有りません。
まー、なんともいい加減な設計ですね。
無理やり取り付けたとしても運転席側に引っ張られたうえに左右のマフラーの高さが違ったり、ゴム製のパーツはかなり変形してしまいそうだし、ちょっとこのまま進むのは危なさそうです。
ということで今日の所はここまで、酒でも飲みながら対策を考えることにします。
やれやれ。
コメントを投稿