大村湾ヨットクラブのレース観戦の後海に沈んでしまったボートフック、もう1本ウェストマリン製の伸縮式4.2mのボートフックが有るので困ることは無いんですが出来ることなら回収してあげたいと作戦を練りました。
最初の針金ハンガーで作った道具、
これで海底を引っ張ればこんな感じで釣り上げれないかとの作戦です。
朝に空港まで迎えに行った娘も手伝ってくれるというので二人で港まで行き、この道具に紐を付けて落とした付近の海底を引きますが全く手ごたえ無し。
しっかり海底を引きずるように錘も追加しましたがそれでも駄目。
闇雲に引きずってもダメかなということで4.2mまで伸ばせるボートフックで海底を探ってみたらコツンという何か固いものに当たった感触があります。 ボートフック?
やったねという感じでこの辺を引いてみますが食いついてくれる感触は全くありません。
ということでこの作戦は諦めて別の方法を考えることにしました。
つぎに考えたのはマジックハンド方式、長いボートフックの先端にマジックハンドとファイバースコープをくっつけてカメラで確認しながら海底のボートフックを掴もうという作戦です。
朝からチャカチャカとマジックハンド部分を作りましたが回収作業は一人ではできないので娘の助けが必須。
再び港へ行き作戦実行、マジックハンドとかカメラを4.2mのボートフックの先にくっ付け、私がボートフックを持ち娘が画面を見ながら海に沈んだボートフックを探します。
「あ、見えた」「あら、見えなくなった」という感じでモニター画面と探っている4.2mのボートフックの動きがなかなかマッチせず時間が掛かりましたが最終的に沈んでいたボートフックを掴んだらしい感触、海面近くまで上がってくるまで空振りかもという思いでしたがボートフックの姿が見えた時には「やったね!」の一言と達成感。
順番が逆ですがこれが今回の仕掛け
4.2mのボートフック先端に括り付けたベニヤ板製マジックハンド |
ファイバースコープカメラ |
このボートフックはかなり古いもので先端のフック部分を止めているリベットが一部脱落しています。
お尻側の蓋を止めているリベットも緩んでいますからここから海水が入って空気はお尻側リベット部分から抜けて簡単に沈んだんでしょうね。
(横向きに落ちたらこう簡単には水も入らずに浮いたんでしょうけど今回はフック部分を下にして垂直に落ちましたからね)
浮力対策は後でやることにしましたが今日の結果には超満足、娘も大喜び、親子の絆が深まる共同作業でした。
家に帰ってからのビールが美味しかったのは言うまでもありません。
家に帰ってからのビールが美味しかったのは言うまでもありません。
潜水士の出動なく回収出来ておめでとうございます。娘さんのサポートもいいですね。私は期待できないです。JT
返信削除素潜りが出来れば簡単なんでしょうが私には4m近い潜りは無理、どうしても道具頼みになってしまいます。
削除娘のサポートもありましたが自分で考案した道具で回収出来た時の達成感は最高でした。