船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2025/03/09

春うららか過ぎて漂流

event_note3月 09, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
天気予報を見るとお天道様の晴れマーク、風は3m前後、4時以降はちょっと強くなると言っても4m台、嫁さん「サンドイッチの材料有るよ」ということで船へ。
港では船を流す程度の弱い風が吹いています。
いつものように準備を済ませて出港、これまたいつものように赤灯台に向かいながらメインセイルのセット。
いつもよりメインセイルセット時のエンジン回転数が高かったので帆走開始は崎野の鼻を過ぎたあたり。
エンジンを切り帆が風を孕むのを待ちますがーー、あらら???全くセイルが動いてくれません。 はい、船が止まって分かりましたが風が全くないんです。
ここで気付いたのが透明ビミニの上の黄色い点々、花粉症の私にとっては憎むべきスギ花粉に違いありません。水滴で集められたようですがこんなに大量に飛んでるんですね。
今日はマスクはしているものの鼻はむずむず目はかいかい、この季節は大変です。


黄色い花粉の塊にため息つきながら黒島の方に目をやると帆影が見えて北に進んでいます、竹村さんのBrisでしょうか?あちらには風が有るんでしょうかね?

長与方向に目をやるとこちらにも1艘、橋口さんのJB2(June Bride Ⅱ)でしょうか?


よく判んないなと思っているところに橋口さんから電話、やはりJB2でした。
向こうも風が無く走らないとのこと。
風が出てきたら合流しましょうと言うことで電話は終わりましたが近づく気配なし。
ここで先ほどの船が竹村さんかどうか尋ねようと電話してみましたが残念ながらつながりませんでした。

全く動かないので暇、やることが無いのでちょっと早めのお弁当タイム。
今日の1個めは初登場の鶏つくねサンドイッチ、飲み物はオールゼロ、泡は出てますけどね。


この鶏つくねサンド、夜の余りですがなかなか美味でもう一度作って欲しいくらい。

2個目は最近定番入りした豚のタン、

お弁当も終わってコーヒーを飲んでといった頃にそよ風に押されたのか潮に流されたのか判らないくらいの感じでやっとJB2と合流、向こうはそよ風でも行きたい方向に進めるようですから向こうから来てくれたといったほうが良いんでしょうね。
こちらは舵も利かず方向を変えることすらままなりませんから。

ここまでの航跡がこれ、かなりふらふらと流されています。

JB2はそよ風対策でジェノア(大きなジブ:前方の帆)を装着していますしこの微風の中では性能差は歴然、といってもカタツムリのかけっこみたいなもんですけど。

追い越していって、

ぐるっと回ってもう一度後ろから、

この差がHTBレースに出たんですね。

この後も午後2時を回るくらいまで風を待ったんですが気配が無いので諦め、橋口さんに別れを告げて帆を片付けてしまい機走で港を目指します。
港では花粉症でしばたく目とくしゃみと鼻水に煩わせられながらも無事着岸、今日はいつもより早い帰港となりました。

結局今日は風予報は大外れ、春うららか過ぎて帆走ゼロの漂流のみということになってしまいました。 ま、それでもそれなりに春の陽気を楽しめましたが花粉症が出なければもっと良かったんですけどね。
最後に今日の航跡、









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