嫁さんが市内に近いパーキングスポットとして豊滝除雪ステーションを探してはいたんですが街からちょっと距離があるので何とかすすき野で一杯やって帰れるところに駐車できないかと無料、トイレ付の駐車場を探してみたんですが本で見つかったのが豊平川健康公園の駐車場、良しここだと思って行って見ましたがトイレは移動式の簡易トイレで駐車場も時間制限が有って使えません、それならとガイドブックで無料の見出しが付いていた札幌駅前の駐車場に行きましたが20分90円、おまけにトレーラーは止めれそうにありません。
結局市内は諦めて豊滝除雪ステーションに泊まることにしました。
結局骨折り損のくたびれ儲けで終わってしまい、最初から嫁さんの言うことを聞いておけば良かったと思った次第。
ただここに車を置いたらすすき野での１杯は諦めなきゃなりません。
尻尾を切り離してまた市内の方へ戻りますが最初に向かったのが羊ヶ丘にあるクラーク博士の銅像、小さいころから良く聞いた有名な「Boys be ambitious.」の言葉に引かれて行って見たんですが銅像に書かれた説明文を読んでみると日本で教鞭をとったのはわずか９か月ほど、最後に残した言葉は有名ですが農業技術の伝達という意味ではどれほどの効果が有ったんでしょうね？
銅像のすぐそばには羊ヶ丘ということで羊が飼われていました。
次はお決まりの時計台へ、ナビですぐ近くまで行ったところで目に入った地下駐車場に車を入れましたが北海道TVが入ってるビルでした。
ここからは時計台も大通公園もすぐそば、すすき野も徒歩圏内。
まずは時計台で写真を撮って、大通公園を一回り、フラワーフェスティバルが開かれていて庭いじりが好きな嫁さんは喜んでいました。
街中にこんな大きな気が植わった広い公園があるなんて羨ましい限り、長崎にはまったく存在感のないちんけな街路樹しか植わっていませんからね。
広い土地が有った北海道だから出来ることだと言ってしまえばそれだけなのかもしれませんが狭いなら狭いなりにもう少し工夫ができそうですけど。途中大通公園からはなれて旧道庁舎の赤レンガの建物にも行きましたが建物前方に作られた池と植栽とあわさってなかなか重厚な雰囲気です、やはり現代の四角い箱ではどう頑張っても美術的な雰囲気は出せませんよね。
歩き疲れたところで大通公園のTV塔に戻って下側の展望台にあったレストランでケーキとコーヒーを注文し窓から大通公園とその先に見える大倉山の方を見ながら一休み。日が落ちたら夜景を見に登るつもりでしたがここから見える山の頂上付近は雲に隠れてしまっていて函館の二の舞のようです。
窓から見えるビルの屋上にぼちぼちネオンがともり始めたのですすき野に歩いて行くことにしました。
今日はまだ木曜日ですがそれでも連れだって１杯という方たちが大勢歩いています。手にパネルを持った客引きと思われる人もあちこち立っていますがさすがに頭が白くなった夫婦には声はかかりません。
街角にスピーカーを積んだ車が出ていて「客引きのいうことは全て嘘です、甘い言葉に乗ってはいけません」なんてことを流していました。
われわれはどうせ飲めないので「あ～、ここがすすき野ね」あたりをキョロキョロしながら歩くだけですけど。ここに来たらラーメンだよねということになって 嫁さんが「ラーメン横丁が有るよ」というのでそちらに、確かに何軒ものラーメン屋さんが軒を連ねています。
沢山あるのは良いんですがまたしても函館（海鮮丼）の二の舞で店選びが大変、１軒だけ店の前に行列が出来ていたんで一旦は並んでみたけど時間が掛かりそうだったので待ちきれず隣の４代目と書かれたお店に入ってしまいました。 この店焦がし味噌の創作ラーメンとのパネルが出ていて極普通の札幌ラーメンとは違うようです。
ま、それも有りかということで私は看板メニュー、嫁さんは辛子味噌ラーメンを注文。
久留米ラーメンのようにスープを大量に仕込むのではなく味噌を炒めるところから作るためなのか出て来るまでに少し時間が掛かりました。
お値段も安いとこだと300円、平均的なところで500円が相場の久留米に比べると800円近辺と少し高めです。
ビールが欲しいと思いながら食べましたが美味しく頂きました。
夜景は諦めているので今日はこれで予定終了、とっととトレーラーに戻りお湯を沸かして食後の1杯、駐車場にはエンジンかけっぱなしの大型トラックが4台ほど、我々の両傍にもこれまたエンジンかけっぱなしの乗用車が２台、どうせ止めるんだった離れたとこにしてくれればいいんですがやはり他の車と一緒の方が落ち着けるんでしょうね。
うるさいかもと思っていましたが疲れと酔いでしっかり寝てしまいました。
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