アルミマスト

やっと暖かくなって外での作業も苦にならず、アルミパイプを素手で触ってもそこまで冷たく感じなくなってきました。
アルミマスト製作開始です。

まずは孟宗竹とどれくらい強度が違うのかダンベルテストをしてみようと準備まではしましたが手で押さえるだけでも強度の差は歴然, おまけに乾燥しすぎたのか外皮をペーパーで落としていたので急に乾燥が進んだせいなのか選んでいた2本とも割れが入ってしまっています。
　

これでは使い物にならないし、アルミマストも後には引けないので作ってしまってから最後に現行の青竹マストと比較することにしました。

このアルミマストは３分割にする予定で、一番下から55φ、50φのアルミ、一番上は竹か木で作るつもりです。

 まず最初の作業はパイプの端っこを切って3cmの短い部材を作ります。
しこしこと金鋸で地道に切り出しました。これを写真のように細いほうに接着して差込部のストッパーにする予定。
 

次は一番上の部分になる竹の加工、幸いちょっと曲がりが大きくて没にしていた竹は割れずに残っていて頭の部分に使えそうです。　外皮もまだ青々としています。
まずは50mmパイプの中に差し込める大きさよりちょっとだけ太い部分で切って鉋とヤスリでぴったり入るように調整。
竹って節と節の間が結構曲がっているので差し込んだときに真っ直ぐになるように調整するのに骨が折れました。
サイズ良し、傾き無し、となった時点で長さを測ってみると、うーん、ちょっと長さが足りないようです。 長さだけだったらギリギリ足りるのですが所望の太さの部分で切っちゃうと足りなくなってしまいます。 結局、この竹はあきらめて木製で作ることに方針変更。 竹のトップは徒労に終わってしまいました。

この話をしたら嫁さん「ま、長く楽しめていいんじゃない。」なんて、まそうなんですけどね。
 頭の中では長さは十分と思っていたのですがーーー、教訓、材料の長さを確認してから作業しましょう！