写真 劣化無し回転 IrfanView その２

数日前に紹介したIrfanViewでの写真の劣化無し回転の続きです。
IrfanViewを使ってスキャンした写真の劣化無し反転を行いましたがその後トラブル発見。

Windows７のExplorerでサムネイル表示をするとこちらの表示はまだ逆さのままで変更されていません。

ファイルをクリックすると画像自体はちゃんと変更した向きに表示されているのでサムネイル表示だけの問題のようです。

ちなみにIrfanViewのThumbnailはちゃんとした向きに表示されます。
Explorerのサムネイルが逆さでも写真自体はちゃんとした向きに表示されるのでそのままでも実用上問題はないんですがやはり気分は良くありません。
ということで対策方法を探ってみました。

 １、IrfanViewでひっくり返すときのセッティング
ひっくり返すときの最後のダイアログボックスの中にEXIFファイルに関するセッティングがありますがここで”オリジナルデータを使う”のチェックを外します。
こうすると処理した画像の向きがExplorerのサムネイルにも反映されます。

 ２、すでに処理が終わったファイルのサムネイルの処理
　　　　これからひっくり返す写真は上のセッティングすれば問題なくなりますが問題はすでにひっくり返してしまったファイル、大量にあるし、しかも複数フォルダーにまたがっています。
Explorerのサムネイルだけ変更できれば良いのですがーーー。
で、有りました対処法　Disk Cleanupの機能を使います。

  ・Start→Computer→CドライブのPropertyと進みます。

・ここでDisk Cleanupをクリック
・別ウィンドウで消去するアイテムの選択画面が開きますからThumbnailsをクリックします。　消したくない項目のチェックは外しておきます。

・これでOkをクリックすると今あるサムネールのデータがすべて消去されてしまいます。　でも心配無用。
・次回フォルダーを開いたときに新たにサムネールが作成されますがこれは変更後の画像の向きと同じになります。

この方法であれば沢山作ったフォルダーとその中のファイルが一度に処理可能です。
めでたしめでたし。